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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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薬師寺音舞台
2004年10月04日(月) 13:27:42
日曜日の夜中(=月曜日)に放送された「JAL 薬師寺音舞台」を観ました。
中村勘太郎さんご出演だったから~。

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奈良市にある法相宗大本山薬師寺には、「西遊記」にも出てくる三蔵法師こと玄奘三蔵が祀られています。なぜ祀られているかというと、薬師寺は法相宗(ほっそうしゅう)の大本山であり、法相宗の始まりとなったのがこの玄奘三蔵だったからだそうです。
詳細

「薬師寺音舞台」では、玄奘三蔵が様々な苦難を乗り越えて天竺にたどり着くまでの物語が演じられ、その玄奘三蔵の役を勘太郎さんが務めました。
勘太郎さんは全身グレーの旅装束風。頭は髪を全て覆って顔しか出していなかったので忍者っぽくも見えたなー。
顔だけ出していると頬骨がすごく目立ちますねー勘太郎さんは。
七之助さんもやっぱり頬骨が出ているけれど、勘太郎さんよりは控えめですよね。
(そういえば三響会で観た七之助さんは、思ったより髪が短かったので頬骨が目立ち、単独だと遠目には兄と見紛うほどでした)
台詞は無く、身振り手振りだけの、どちらかというと全体的に舞踊に近い演出になっていました。勘太郎さん、さすがに手の動きや手先の伸び具合が綺麗だなーとうっとりしながら観てました。

無言劇なのでナレーションが物語りを進めるんですが、ナレーションが面白く、京なまりというか関西弁をあえて出した語りだったので一体誰なのか気になりました。
テロップに出た名は、なんと豊竹咲甫大夫さん。
さっ さっ 咲甫大夫さんだー!あははは!(嬉)
いつの間にこんなところに居るのー!
いやーびっくりしました。思わぬところで思わぬ人に会った。
勘太郎さんと咲甫大夫さんの共演…これもめったになさそうな組み合わせだよなぁ。


今回の舞台のメインは「女子十二楽坊」だったんだろうと思います。
本当に綺麗ですよね、彼女たち。音楽も生き生きしていて、聴いているだけで嬉しくなります。
4000人の中からオーディションで選ばれたそうですが、やっぱり美人を選んだんだろうなぁ。
メンバーの一人のインタビューでとても心に残った言葉があります。
「古典音楽を勉強していた頃は、伝えられたものをそのままの形で演奏することしかしませんでした。
 今は、喜びや楽しさなどの心の動きを音楽に込めて演奏できるようになりました。」
だいたいこんな内容でした。
当たり前と言えば当たり前なんだけれど、知識として知っていても理解することとは別。何年音楽活動をやっていても悟り切ることは無くて、常に新しい発見をし続けることになるんだろうなぁ。
人類が音楽という文化を生み出したそもそもの始まりは、喜びであれ悲しみであれ怒りであれ、何かしらの感情のほとばしりを音で表現しようとしたものなんだから。
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