幸せな時間

合唱団の演奏会が終わって、さっき帰ってきました。
今でも気持ちが高ぶっていて、なかなか寝付けなさそうな気が…

今日は本当にいい歌を歌えました。最高の舞台になったと思います。

いろいろ小さな失敗はあったのですが、それらはすべて帳消しにしてもいいくらい、気持ちよく歌えました。今は、心地よい疲労感でいっぱいです。

今回の演奏会は、私の合唱団の指揮者を勤める先生が持っている合唱団4つが集まったジョイントコンサートです。
女声合唱団二つ、混声合唱団二つで、私の合唱団は混声合唱団で運営の中心でもあります。
ステージ構成は、各団の単独ステージと、最後の合同ステージという構成です。
合同ステージでは、最近人気のある合唱作曲家の信長貴富先生の委嘱作品「カウボーイ･ポップ」を初演しました。
これがねぇ、いい曲なんですよ。5曲の組曲で、楽しい曲もありしっとりと感動する曲もあり。最初は難しかったけれど、歌えば歌うほど曲のよさがだんだん分かってきて、お気に入りの曲になりました。今日を境にしばらく歌えなくなるのかと思うと寂しいです…

今日という特別な時間を過ごした後は、外の風景がいつもと違って見えます。
帰り道一人で歩きながら、道行く人々を見て「あの人はこれから何をしに行くんだろう」「何をして帰るところなんだろう」「私は今、演奏会で歌ってきたところだよ。最高にいい歌を歌ってきたところなんだよ！」と、一人誇らしげな気分になってしまいました。
舞台を終えて帰るときは、私はいつもそんなことを考えながら家路に着くようです。さっき自覚しました（＾＾；
ただ、今回の演奏会は特別、今まで経験した舞台の中で最高に良い舞台だったように思います。
演奏会に誘った合唱未経験の会社の先輩に「感動した、鳥肌が立った」と言っていただき、人を感動させる歌を歌うことが出来た自分は、なんて幸せものなんだろう！としみじみ思いました。

合唱を始めて10年。そのうちここで歌い初めて1年。
この1年間で得たものは本当に数え切れないほどあります。
今日の演奏会は、私にとって今まで得たものを上手い具合に実践できたという意味でも、大大大成功だったと思います。

本当に、私は幸せ者です！