――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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「陰陽師」夜光杯の巻
2007年07月14日(土) 01:34:02
この間出版された最新刊。お友達に借りて読んでます。
いくつか印象に残ったお話をメモ。
「月琴姫」
博雅が可愛いくて笑っちゃったよ~!どこぞの女につれなくしてるよ!無意識に!そういうところが博雅らしくて凄い。
晴明がどんなふうに博雅の口真似をしたのか、聞いてみたいわ~。
「月突法師」
久しぶりに出てきた藤原兼家。
こんな人物だったんだぁ。晴明に借りを作りたくないのだ、というあたりの兼家の言い分が興味深くていいですね。賢くて嫌味がなく、なかなかの好印象。気に入りました。
漫画では親父ギャグをかますエロ貴族だったのに。
小説の初期のころの、兼家が出てくる百鬼夜行とか瓜のエピソードを読み返したくなったな~
「食客下郎」
最後の会話でニヤニヤちゃしちゃった。
「馬鹿…」
「馬鹿?」
「そのようなことを、ふいに言うものではない、博雅―」
「なぜだ」
「おれの心にも準備というものがあるからだ―」
「ふうん」
何この会話…!仲良すぎ!
「おまえにも、存外に可愛いところがあるのだな」
「おれをからかうな、博雅」
なんか、ラブラブっすね。夢枕獏さん、確実に何か狙ってるっすね。
いくつか印象に残ったお話をメモ。
「月琴姫」
博雅が可愛いくて笑っちゃったよ~!どこぞの女につれなくしてるよ!無意識に!そういうところが博雅らしくて凄い。
晴明がどんなふうに博雅の口真似をしたのか、聞いてみたいわ~。
「月突法師」
久しぶりに出てきた藤原兼家。
こんな人物だったんだぁ。晴明に借りを作りたくないのだ、というあたりの兼家の言い分が興味深くていいですね。賢くて嫌味がなく、なかなかの好印象。気に入りました。
漫画では親父ギャグをかますエロ貴族だったのに。
小説の初期のころの、兼家が出てくる百鬼夜行とか瓜のエピソードを読み返したくなったな~
「食客下郎」
最後の会話でニヤニヤちゃしちゃった。
「馬鹿…」
「馬鹿?」
「そのようなことを、ふいに言うものではない、博雅―」
「なぜだ」
「おれの心にも準備というものがあるからだ―」
「ふうん」
何この会話…!仲良すぎ!
「おまえにも、存外に可愛いところがあるのだな」
「おれをからかうな、博雅」
なんか、ラブラブっすね。夢枕獏さん、確実に何か狙ってるっすね。
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