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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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大銀座落語祭2005
2005年07月21日(木) 19:36:03
大銀座落語祭2005に行って来ました。
18日昼のアミュゼと、18日夜のガスホールです。

1日で立て続けに8本もの落語を聞いて、さすがに疲れました…
この間初めて生落語を見たばっかりなのになぁ。
でもとても面白かったです。
知らない落語家さんばっかりだったけど、いろんな人がいるんだなぁと思いました。

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唯一知っていた落語家さんは、桂吉弥さん。
大河ドラマ「新選組!」で山崎をやってた人。
枕で大河ネタを少しだけ話してくれたよー!
この日の昼間、吉弥さんは、山本コージさんのお芝居を観に行っていたそうです。今、どこかでやってるんですね。知らなかったけど。
その会場で、「あ、吉弥さんだ」「あ、山崎さんだ」と握手を求められ、ちょっとしたスター気分だったとか。
山崎という役の説明をするのに、「第33回『友の死』の前川邸の格子の向こうに立ってた男です」って言ってました。当たってるけどさ…、この説明でどれだけの人が分かるんだろう。

吉弥さんの落語も面白かったなー。
演目は「七段目」。歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」の七段目のことです。
芝居好きの若旦那と芝居好きの丁稚が七段目の芝居を2人で真似るのを描いているんですが、要するに、道楽息子と丁稚のお芝居ゴッコなんですよね。
吉弥さんが若旦那(立役)と丁稚(女形)の2役をやりながら歌舞伎の見得を切ったり歌舞伎口調で喋ったりする様がカッコよくてねぇ。落語の人は、歌舞伎の動きもちゃんと身に付けてるんだなぁ。
この劇中劇の部分がとてもよかった。見ごたえあった。吉弥さん素敵。

見得を切るときには、ちゃんと付け打ちまで鳴ったのにはビックリ。その他劇中劇の効果音を表す囃子も演奏されてました。
出囃子の囃子の人たちが、落語の効果音まで担当するとは知りませんでした。
面白い!面白い!


その他、いろんな落語家さんが居ました。うるさいくらい元気な人から、根暗そうな人まで。
ネタも、今話題の快楽亭ブラックの話から、普段TVでは言えないような話まで。
ざっくばらんだなぁ。

でも、落語のサゲって何だか不思議です。
どんなに訳のわからないサゲでも、すとんと綺麗に話がおさまるような気がして、妙に納得してしまう。
中には思わず感動するような見事なサゲもあるしなぁ。
よーし、これからもいろんな落語を聞いてみるぞー!
次は昇太さんの落語を聞きたいな。
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コメント
こんにちは
長ーい落語鑑賞お疲れ様でした

ところで私も「七段目」聴いたことがありますよ^^
あれは、ちょっとでも歌舞伎を知ってる人が見たら本当に楽しい演目ですよね

落語家さんて、たくさん勉強が必要ですよね
歌舞伎の演目だけでなく、お囃子や、舞踊まで皆さん良く勉強されてます

ただ、最近はなかなかそういう通な落語を理解できるお客さんがいないので、世間一般に通じる出し物にかたよっていると聴きます

わたしが、「七段目」を見たのも
毎年行ってます、京都南座の「歌舞伎鑑賞教室」で
「仮名手本忠臣蔵 道行旅路の花聟 落人」が上演された時、いつも案内約を勤める、桂孔雀さんが「仮名手本忠臣蔵」にちなんで一席やって下さったんですよ

孔雀さんは無類の歌舞伎好き、仲間内で歌舞伎のサークルみたいなのもやってらっしゃると伺います
そこを買われて、毎年歌舞伎教室の案内役をされているのですね

孔雀さんの歌舞伎真似のくだりも、本当に素晴らしかったですよ
まさに迫真の演技で、落語だと言う事を忘れてしまいそうでした^^

波華さんのお話を聞いて、わたしも久しぶりに落語が聴きたくなりました

枝雀師匠~~カムバーーック(TT)
桃戸千。 2005年07月24日(日)10:21:41 編集
「七段目」は本当に面白かったです。歌舞伎の仮名手本は観たことが無いのが残念。見ていたらもっと面白かっただろうな。
芝居が庶民の娯楽だった江戸の頃はそのときに上演されている歌舞伎の評判を知る、あるいは内容を予習する、あるいは宣伝のために落語が役に立ったとか。切っても切れない縁があるんでしょうね。
歌舞伎と落語の強い繋がりはしみじみ感じます。
NHK教育で米朝師匠が上方歌舞伎を案内する番組があるので見ていますが、これも面白いですよね。
波華@管理人 2005年07月28日(木)18:13:06 編集

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