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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
B000AO8CH4

Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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TOPPA!ファイナル@東京 後半
2005年06月22日(水) 17:41:29
では続きを。前半こちら

「膏薬練」
膏薬とは塗り薬のこと。良く効く膏薬は、塗れば悪い血や毒を良く吸い取ってくれるということで、自分が作った膏薬がいかに協力に吸うかを比べ合うわけです。

そして、都の膏薬売りと鎌倉の膏薬売りのプレゼンタイム。
都の膏薬売りが言うには、自分の薬は昔、走っている馬を引き寄せるくらい強力なものだったから、馬吸膏薬と名前がついたとのこと。
対する鎌倉の膏薬売りが言うには、自分の薬は大きな岩を吸い付け、動かすことができたので、石吸膏薬という名前がついたとのこと。
(多分こんな感じ。うろ覚えです)
…あのー、悪い血をよく吸いとるのが良い薬なんだよね…。
それで石とか馬とか吸い付けちゃうのか!めっちゃくっちゃな展開だな!
こういう説明って、「宗論」を聞いていても同じだけど、長くてダレちゃうんだよな。途中で別のこと考えちゃう。でもボーっと聞いていても、このとんでもない誇大広告は聞き逃せません。嘘、大げさ、紛らわしい!

次に、お互いが自分の薬を鼻に塗って相手を吸い寄せ比べ。
ここで細長い短冊状の紙を鼻の頭からぶら下げるんですけど、これって何を意味してるんでしょうか?塗っている膏薬?鼻をデフォルメしてるの?
吸い寄せ比べスタート。ハッキリ言って阿呆かこいつら…って感じですわ~。呆れすぎて逆に笑えます!もっぴも正邦さんも汗だくになりながら至極真面目にやってる図が可笑しい。
こんなあほらしい話、ありなのかー。
最後は片方がズル勝ちして追い込み留め。
あっけにとられる面白さでした。

「狸腹鼓」
ばぶさんの披きです。
想像以上に「釣狐」そっくりでした。始まる前に、揚幕の外と中で火打ち石を打つ所まで同じです。
釣狐と違って狸は尼さんに化けるので、少し女性らしい抑えた動きと柔らかい口調が狐とだいぶ違うなぁと感じました。
狸はなんで尼さんになるんでしょう?狐と趣向を変えたかったのが大きな理由かもしれませんが、じゃあこの狸は雌なのか?
気になるところです。
尼から狸への早替りは、舞踊の引抜みたいにやるのかなーと思ってましたが違ってました。僧衣がワンピース状なので、裾から捲ってそのまま上から脱ぎ捨ててました。面は初めから2枚付けていて、上の尼の面を取ると下の狸の面が現れるという仕組み。
引抜が念頭にあったのでどうしても物足りなく感じてしまったけど、別に観客の度肝を抜くのが目的じゃないだろうし、今回はちょっと失敗してたっぽいのでまぁいいか。
狸が腹鼓で命乞いをする場面はほのぼのしていていいですね。狂言はこうでなくては。最初に狸が「自分は腹鼓が上手でない」と言うのが可愛かったなぁ(^o^)
腹鼓に合わせて囃子の狂言アシライが入ります。このときの囃子って大鼓と小鼓の間で向かい合わせに座ってるんですよね。能のときと違って。しかも大鼓の構え方が違う。不思議だー。なんでだろー。
狸が腹を打つのに合わせて小鼓の音がポン、ポンと入るのが心地よかった!その雰囲気に乗せられて、千五郎さんも狸に合わせて自分の腹を打ちはじめる。狸憎しの気持ちはどこへやら。こういうほのぼの感が、これぞ狂言!と思わせられます。
最後のばぶさん大技にはびっくりしました。千五郎さんの上を飛び越えて揚幕へ走ってゆきました。見事な跳躍力!よく体が動くなぁぁ~


以上、東京TOPPA!終了。
今回で最後なので言っても仕方が無いのですが、去年の能をやるTOPPA!以来、従来の課題曲・自由曲形式でなくなってしまったのがやっぱりつまらないです。
一番危惧しているのは、せっかくのTOPPA!が消化公演になってしまわないかということ。1つの曲について深く掘り下げたり新しい試みをしたりというのが見えないんだもん。今回のTOPPA!は、ばぶさんの「狸腹鼓」以外は全く違う番組だけど、もう1つくらい共通番組を入れても良かったのでは?
でないと、ばぶさんと、京都で「那須語り」を披く童司くん以外の4人は、果たして頑張ってるの?と疑問に思ってしまう。
来年以降、また新しい試みで会を立ち上げるときには、もっと面白いコンセプトを考えて欲しいな。

それから、喜多六平太能楽堂はロビーが狭い!暗い!出演者との触れ合いがなかなかできなくて寂しかったよ…。私はもっぴにサインと写真をお願いできたけど、茂ちゃんといっぺさんは一回もロビーに出てきてくれなかった…。むむー。

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コメント
TOPPA!終わってしまいましたね。
普段あまり見られない曲目が見れるのが結構好きでした。

私は、ロビーで一度も茂さんにお目にかかったこと
ないですー。茂さんの芸大好きなのですよ~。
いまそか 2005年06月25日(土)22:54:09 編集
終わっちゃいましたよ…。
過去にあれだけ盛り上がってのめり込んで、何回も観に行ったTOPPA!だったのに、今回東京で一回きりの公演だったのは寂しかったなー。
また、若手中心の熱い狂言会が開催されるのを期待してます!

いまそかさん、茂さんにお目にかかったことが無いんですかー!
それは残念…。
茂さんはお話しするととても気さくに答えてくださるんですよ~。次の機会にお話できるといいですね!
茂さんの芸は私も好きです~。最近、いい具合にはじけてきているような気が個人的にしていて、今後が楽しみです。京極噺の茂さんも面白かったし。さすがゴロさんの息子!?(笑)
波華@管理人 2005年06月27日(月)22:21:01 編集

初めましての方はぜひ自己紹介を。
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