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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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光田康典
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狂言劇場 Bプロ
2008年03月31日(月) 22:42:46
3/24(月)夜の部 3階席

狂言「盆山」
能楽囃子
狂言「唐人相撲」


仕事でちょっと遅刻…「盆山」最初見られず。
ホールに入ったら、「ずかずかずか…」の最中でした。
舞台は、張り出した能舞台に、上手後方・下手後方・正面後方に伸びる3本の橋掛かり。
こういう凝った造りの舞台で観ると、ただでさえシンプルな狂言がよりシンプルに見えますねぇ~。
不思議な味わいの「盆山」になっていたような気がします。万作家だから尚更なのかな?すごくシブい感じでした。
「盆山」は久しぶりに見たなぁ。

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能楽囃子
おお!広忠さんがいる!ちょっと嬉しい。
お囃子の題名がプログラムに書いてなかったんですが、何のお囃子だったんだろう?
友人いわく、聞いたこと無いし、太鼓のソロがある囃子なんてあるの?ってことで。
まさか即興とかじゃないよね?
時間もかなり長かったです。
ところで、音響が以前と変わったような気がするのですが…。気のせい?
前年までは、3階で聞くと特に、お囃子の音が奥行きの無い平べったい音に聞こえてすごく不快だったんです。
今回は、それが無い。
舞台後方が広く開いているからなのかなぁ?奥行きのある、残響の長い豊かな音に聞こえて、とっても良かったです。
萬斎さん、やっと気付いたのか?パブシア舞台監督なんだから、もっと早く気付いて欲しかったな、とも思うのですが(^^;


「唐人相撲」
舞台を立体的に使ってあって面白かったです。
舞台奥の横に走った通路を、帝王の列が横切って行くのを、スクリーン越しに影絵で観るようになっていて、舞台と映像がミックスされたような不思議な感覚。
帝王の座は地謡座ではなく、舞台正面後方。その上から灯篭が降りてきました。もともと舞台の天井が高いし、縦の立体感をすごく感じました。
あと、舞台奥の壁に紫禁城らしきものが描かれていました。
唐人の登場や、相撲の取り組みでは、3本の橋掛かりをうまく使っていました。
長いムカデが、橋掛かりを通って舞台奥の通路にまで連なっていたのも、不思議な感覚で面白かったです。

和泉流のみの唐人相撲を観るのは、今回が初めて。
今までは、千五郎家と万作家共演の「唐相撲」DVDや、千五郎家オンリーの「唐相撲」生舞台しか見たことなかったので。
唐音(とういん:唐人のデタラメ中国語台詞のこと)って、けっこう違うんですね。千五郎家と万作家。それとも大蔵流と和泉流で違うのか?
万作家では唐人は「文官」とか「楽人」とか「武官」とかあるんだね。千五郎家では全員唐人だったと思うんだけど。
日本人の台詞や、取り組みの型はほぼ同じ。怖がりスペシャルもありましたよ~。月崎さんがやってました。舞台の壁を登って逃げようとしてて可愛かったな。

万作家の唐人相撲も面白かったんですけどぉぉ
やっぱり!千五郎家のハッチャケた唐相撲を一度見てしまうと、他のどんな唐相撲も物足りないのぉー!
シャンパイが聞きたいよ~ワンスイワンスイチンプルポーが聞きたいよ~
唐音合唱が聞きたいよ~一度は歌詞を覚えたんだよぉ~
家に帰って、千五郎家の唐相撲ファイナルDVDを観たくなっちゃった。
(まだ観てないけど)

ちなみに、唐相撲ファイナルを京都まで行ってきたときのレポがこれ
5年も前のことなのか…orz
しかもレポに書いてる内容が頭悪すぎだぁ


いつだったか、今年の秋かどっかそのあたりに、山本家と千五郎家と万作家の合同公演で「唐人相撲」があるらしいです。
国立能楽堂の定例公演だったかな。
これはちょいと観てみたいねー
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