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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
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志の輔こらぼ 能楽どーや
2006年06月03日(土) 21:56:59
ごあいさつ 立川志の輔
狂言「素襖落」
対談
笛 雲龍
落語「へっつい幽霊」


能楽堂で落語。いろんな事が新鮮で楽しかったです。
一番面白かったのは対談かな~。「満月のわらい」もそうですけど、志の輔さんと千五郎家との会話にはいろんな裏話が出てきて、ホント聞いていて楽しいんですよね。
この日は居なかったのに話題に出たゴロさんが、最高でした!

まずご挨拶で志の輔さん登場。落語なら普通のことですが、揚幕内から出囃子の演奏つきですよ!おそらく生演奏ですよね。能楽堂に出囃子。似合わないとゆーか、慣れないとゆーか、ものすごく新鮮でした。
志の輔さんは黒のスーツでご登場。黒足袋を履いてました。
この後の狂言や笛の紹介が主な内容でした。


狂言「素襖落」
太郎冠者:千三郎 主人:正邦 伯父:七五三
正直、ちょっと眠かったのですが…
お酒をいただいて、少しずつご機嫌になってゆく千三郎さんが可愛いですね!しかもちょっと酒癖が悪い。寝入ってしまいそうになるし、伯父さんに対してちょっと失礼な発言があったり。それでも愛嬌があっていいですねぇ(^o^)
素襖をもらったことが主人にばれても、修羅場にならずにあくまでほのぼのと終わるのが、観ていて和みます。


対談
狂言の直後だったので、千五郎家は装束で登場。いろんな話が展開していました。
まず、昼の部の狂言は太郎冠者と主人が逆だったので、配役はいつでも自由に交代できるのか?と志の輔さんから質問。基本的に上演頻度の高い狂言はどの役でもできるように稽古してあって、今回は昼も夜も太郎冠者をやるのは辛いから、片方やって、と千三郎さんから正邦さんに依頼したそうです。「素襖落」に関しては、伯父は登場人物の中で一番年上なので、実際の演者の中で一番年上がやるという決まりがあるそう。へぇー。でも年齢によって配役に制限がある番組はあまり無いそうです。
これについて七五三さんからオモシロ話が。「棒縛」揚幕からの登場順が主人、太郎冠者、次郎冠者と決まっていて、棒を使う次郎冠者が一番しんどいんですが、ある時七五三さんが太郎冠者、千五郎さんが次郎冠者という配役のとき、揚幕からの登場直前で千五郎さんが七五三さんを抜いて先に出てしまったそうです。登場順が変わったら配役もそれに習うしかない。なので千五郎さんは楽な太郎冠者、七五三さんは大変な次郎冠者をやらざるを得なくなってしまったそうです!
なんと、千五郎さんのしたたかな策略(笑)!こんなお茶目な悪戯をするご当主なんて、信じられないわ~やっぱり千五郎さん、最高!面白すぎ!

それから、最初の挨拶で志の輔さんは黒足袋でしたが、能楽堂によっては白か黄色の狂言足袋かのどちらかじゃないとダメという決まりがあるそうな。国立能楽堂は黒でもかまわないと言われたらしいのですが…。白か黄色しかダメって厳しいですね~。その能楽堂のポリシーなのでしょうね。
狂言足袋を作っているのは日本に(世界に)2軒しかないそうです。京都と、東京の神田の2軒のみ。へぇ~どこにあるんだろう。普通の足袋屋さんで、狂言足袋も扱っているのだとか。1足5000円くらいで、年に3足以上は消費するみたいです。一応全員、足型から作ってもらっているんだとか。オートクチュールですねー。んで、ハコゼのところに七五三さんは「753」って入れてるんですって。お洒落~。

他には千五郎家の家族関係の説明も。正邦さんの双子は男の子なので多分狂言師になるだろうけど、千三郎さんところは2人とも娘なので多分狂言はやらないだろう、と。女性は狂言師になれないんですか?との志の輔さんの質問に、あそこのおうちには女性狂言師が居ます、と七五三さんと千三郎さんがプロレスのジェスチャー(笑)相変わらずネタにしちゃってるねー。
双子ちゃんが出来てからは千作さんがとても可愛がっていて、「どっちが竜や、どっちが虎や、どっちや?」って話しかけて相好を崩しているとか。そんな千作さんがきっと一番可愛いな(笑)
千三郎さんが、最近は千作を「飼ってる」気分、て言ってたのもウケたな~。何となく分かるな~。
狂言の台詞も時々抜けることがあるので、周りがそれを何とか穴埋めしながら進行しなきゃいけない。「萩大名」では、本来萩があるはずの方向と違う方向を指されたので、それにあわせて演技しなきゃいけなかった、とか。

と、いろいろ面白いお話を聞けてよかったです。「満月のわらい」欲しいなぁ。

その後、仲入り。仲入りも落語用語なんで、能楽堂では耳慣れない感じ。

仲入り後は笛の演奏。照明もほぼ落として、橋掛かりでの演奏で、心地よーく夢の世界へ(笑)
自然と一体化した、風や雲や緑の息吹を感じさせる、アトモスフィリック・ミュージックのような感じでした。


落語「へっつい幽霊」
脇からも見えやすいよう、目付柱に向かって配置された金屏風と座布団。黄色い着物で志の輔さん登場。
枕もたっぷり、本編もたっぷり、一時間もの落語で少々疲れましたが、とても面白かったです。登場人物の語り分けも楽しく、お話にどっぷり引き込まれました。
下げは面白いですね。そこで終わりなんだ?続きは?と気になるところで終わってしまいました。

次は、もう少し短めの落語を楽しみたいな。

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コメント
波華さん、こんばんわ~!!
千五郎さんのお話、とっても面白いです~!でも、千五郎さんぽいですね~!!
「フィガロの結婚」名古屋能楽堂に見に行きましたが、アンサンブルの方々は黒足袋でしたよ~!!
豆腐お嬢 2006年06月06日(火)22:56:57 編集
豆腐お嬢さん、こんばんは!
千五郎さん、面白いでしょう?こういうお茶目な話を聞く度に益々千五郎家が大好きになっていきますよ~。
千五郎家の楽屋の様子も、他の能楽師さんとは違って和気藹々というか、緊張感が無いというか(笑)そんなところも志の輔さんには驚きだったようです。

「フィガロの結婚」名古屋公演を観に行かれたんですね!アンサンブルの方たちは舞台の上で演奏されたんですね。黒い衣装でしたか?だったら黒足袋の方が似合いますよね。
名古屋能楽堂は黒足袋オッケーなんですね。
柄足袋はいいのかしら…??
波華@管理人 2006年06月07日(水)23:36:43 編集

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