蛮幽鬼 10/1

6列上手

2日目の公演を、観てきました。
太一くんの晴れ舞台、楽しかった！いい舞台でしたね～。

あまり内容は書きませんが、ネタバレしてるかもしれないので要注意。

もーとにかく太一くんめっちゃ綺麗＆カッコイイ！これまで以上の魅力ですね！
女舞のときは、本当に女性と見紛うばかりの神々しい美しさでクラクラ～
メイクはたぶんしてもらっているんでしょうね？いつもより細めのアイラインだったような気がします。いつものメイクと違っていてずいぶん雰囲気が変わって見えました。このメイクはぜひ習得してほしい。
殺陣はもう、他の誰とも比べ物にならない、段違いの素晴らしさ。最強でしょう。本当にカッコイイ。惚れ惚れ～。新感線流の殺陣でも、やっぱり太一くん独特の癖のある動きですね。
そして、一番最初の殺陣のときだと思うけど、上手の席に視線が飛んできたんだよね…。いつもの、あの斜めに刺す視線が。
新感線の舞台でもそんな視線飛ばしちゃいますか！？ビックリなんですけど～。やーでも嬉しいね。


ストーリーは壮大すぎて凄いなぁと思うほどでけっこう好きですけど、芝居そのものはもっとこれから良くなるだろうなぁと思います。
厳しい意見を言えば、ミコトを守る刀衣のセリフがなかなか真に迫って響かない…。
ミコトに助けられた恩があるからミコトを守るという台詞、なんだかとってつけたような設定と台詞に聞こえた。これは本が悪いせいじゃないと思いたい…太一くんがもっと役にシンクロすると良くなるかも。

それから、ミコトのオーラが弱い。もともとそんなに強い役柄じゃないのは分かるけど、最初に出てきたときは申し訳ないけど女官の一人かと思っちゃったし、大王になってからはもう少し強さが出て欲しかったなー。
本人かなり緊張しているようですね。

サジの張り付いたような笑顔、堺さん本人が笑顔の印象的な人だってのはわかるけど、ちょっと無理やりすぎでは？
暗殺された大王が言っていたような、曖昧な笑顔くらいがちょうどいいのに。山南スマイルくらいで。
時々見せる真顔が、いい効果を生むしそれをわかって演出もされてるんだけど、もっとそこのところを芝居のなかで印象付けてくれないと見逃しそうだし効果減。

それから太一くんの使い方。
丸っきり、今の太一くんから想像できる範囲内に留まってるなぁと。女舞と殺陣しか記憶に残っとらん。その女舞も殺陣も、いままで以上の美しさかっこよさで萌え死にそうだったけどさ。なんかもっと、違う太一くんを開拓してくれることを私は期待してたんだよな…うーん。物足りない。

この日は舞台にカミカミ虫が何匹かいたようで(カーテンコールの橋本じゅんさん談）メイン3人とも台詞噛んじゃってましたけど、刀衣は完璧でしたよん。


あと、パンフレットでかすぎ！高すぎ！
この大きさじゃ本棚に入らないし。どこに置けって？壁にでも飾っておけってか～。

あーなんか珍しく厳しい意見ばかり出てくるな…
今まで、新幹線の舞台を数回見たことって無いから、今回初めて、回を重ねるごとに成長していく舞台を見守っていけるんだろうな。楽しみ楽しみ。