花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」 12/1昼

土曜は3軒ハシゴでハードスケジュールでした…

午後イチはKANADEHON鑑賞。
夕方は映画「やじきた道中　てれすこ」鑑賞。
夜はアニメーション映画「カフカ　田舎医者」と茂山家トークイベント鑑賞。

はー疲れた。目も肩も腰も。なんと盛りだくさんな一日。
こんな調子だと、なんだか、他の大事なタスクをサボっているように見えちゃうかも…？
やるべきことはちゃんとやってるからね！

さて、KANADEHON忠臣蔵を、初日に続いて2回目の鑑賞。
昨日の今日で何か変わるものかなぁ？と思ったけれど、いろいろ新しい発見もありました。

この日は2階席だったので、遠くから舞台全体をよく見ることができました。
その分、役者の表情まではあまり見えないんだけれど、近くで見ると目についてしまう粗が、遠くだと全然気にならないのが良かった。
やっぱりね、着物の扱いって難しいよね。本物の衣装を使っていて重さもあるし、花組の役者は普段から慣れているわけじゃないし。座るときの裾の整えかたや、振袖の扱い方、袴の捌き方など、近くで見ているとやっぱり気になってしまったので。
（そういえば、勘平と判内の袴、縦の縫い目が破けていたぞ…！大丈夫か？）

ま、もしかしたら歌舞伎でも、2列目くらい近くで観たら、いろいろ気になるものなのかもしれないけれど。
そんな近くで見たことが無いので、分かりません。

ちょこちょことアドリブも増えてました！
わたしは、こういうのが大好きですｖ面白くて笑えるから。
ベテラン役者だけですけどね。加納さん、植本さん、原川さんあたり。さすが経験値が高い。
若い役者は、やっぱり初日は緊張もあっただろうなぁと、今振り返ると思います。

雪が降る十一段目、舞台全体を見るととっても綺麗！
戸板を倒すと風で雪がぶわっと舞い上がるのも、いい絵になっています。
奥行きのある立体的な戸板の使い方が、よく分かります。ここはいい演出だよなぁ。