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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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映画「やじきた道中 てれすこ」
2007年12月04日(火) 20:07:20
3軒ハシゴの2軒目。

以前、NHKでメイキングドキュメンタリーを見た気がします。
観に行きたいなーと思いつつ時間が無く、友人に前日に誘われ観に行くことに。

面白かった!
こんなに笑える楽しい映画になってるとは知らなかった。
なーんも考えず、からっぽの頭で素直に笑えて、スッキリ。
あまりにリラックスしすぎてて、観終わったらあまり内容を覚えていなかった(笑)

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勘三郎さんと柄本明さんの組み合わせ、普段からよく一緒にお芝居をしているだけあって、本当に息ぴったり。二人のやり取りは、台詞を喋っているような感じが全然なくて、まるで居酒屋で雑談しているかのような、自由でリラックスした雰囲気。アドリブもあったかもしれないな、と思わせるような感じです。

オープニングの「ラプソディー イン ブルー」が良かったよ!
オケに、尺八(篠笛かも?)と三味線が入った邦楽バージョン!!これが、カッコよかった!!素晴らしいね!!
映画のオープニングアニメーションが、丸い顔の弥次さん、四角い顔の喜多さん、逆三角形の顔の花魁お喜乃で、見事に勘三郎さん、柄本さん、小泉今日子さんを表現できていたのが面白かったな~。

喜多さんが歌舞伎の舞台で仮名手本忠臣蔵を演じている場面、ちょっとビックリしちゃった。
だって、ついさっき、KANADEHON忠臣蔵の昼公演で同じ場面を見たばっかりだったから!
なにこの偶然。不思議な縁だよ~!
演じられていたのは、松の廊下刃傷の場。喜多さんが塩冶判官で、刀を抜いた後に足を滑らせて高師直をうっかり刺して(脇に刀を通して)しまうという失態。お客は大ブーイング。討ち入りはどうするんだーって、そりゃそうだ!あはは!もう可笑しくて大声で笑っちゃった。
しかし、本格的な歌舞伎のお芝居だったな。勘三郎さんじゃなくて柄本さんがやるから面白いんだよね。
衝立の後ろに居た加古川本蔵は、弥十郎さんだったよ。歌舞伎指導も担当したみたい。
高師直は、誰だったんだろう??

小泉今日子は、年齢的にトウが立って若い遊女に客を奪われちゃうような花魁なんだけど、したたかさや気風の良さや啖呵を切るときの迫力なんかが素敵で、粋な江戸っ子という感じで良かったです~。

けっこう感動的なお話もあって、私も友達も周りのお客さんもみんな鼻をすすってたのがなんか逆に可笑しかったなぁ。

いやー面白かったですわ。もう一回観たいくらい。
これって続編が検討されてるのかな?
大井川を渡る途中で終わってたけど、旅はまだまだ続くよね。

弥次喜多と言えば、クドカンの「真夜中の弥次さん喜多さん」をどうしても思い出しちゃうけど(勘三郎さんも出てたし)、あんなに荒唐無稽なアリエナイ話じゃなくて、わかりやすく笑える話になっていたのが良かったなーと思います。
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