――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」 11/30初日
2007年12月03日(月) 22:46:50
初日を見てきました。
とても面白い舞台でした!元が大きな作品なので、かなり真面目に、しかし花組芝居らしいお遊びも入れつつテンポよく構成されていて、よくぞ2時間半にうまくおさめた!と思います。しっかりと仮名手本忠臣蔵を味わえる舞台でした!
席は2列目。席が前列とフラットだったので少し観にくかったのだけど、さすがに近い分、役者の表情がよく見えました。
ま、見えすぎても良くない事もあるんですけどね。
以下、ネタバレ含むのでご注意、ご注意!
とても面白い舞台でした!元が大きな作品なので、かなり真面目に、しかし花組芝居らしいお遊びも入れつつテンポよく構成されていて、よくぞ2時間半にうまくおさめた!と思います。しっかりと仮名手本忠臣蔵を味わえる舞台でした!
席は2列目。席が前列とフラットだったので少し観にくかったのだけど、さすがに近い分、役者の表情がよく見えました。
ま、見えすぎても良くない事もあるんですけどね。
以下、ネタバレ含むのでご注意、ご注意!
配役はこちら参照。
舞台には定式幕の色の布が垂れ下がっていて、横にではなく上下に動いて幕間の転換を表現する仕組み。何枚かの幕が交互に上下するので、場面転換がスムーズで、時には幕の最後に次の場面をかぶせるくらいの進行。
舞台が横に広くない分、奥行きを効果的に使っていたように思います。
大序は口上挨拶なしで、すぐに鶴ヶ岡社前の場面へ。
兜改めがね~これは面白かった。歌舞伎の芝居は私は知らないけれど、新田義貞の兜を見つけるのに、顔世が沢山の兜の中から探すのだけど、ウケ狙いかと思われた「安全第一」の黄色いヘルメットが実はアタリだったというお遊び。わはは~!そんなのアリなんですか~?これは歌舞伎への皮肉たっぷりだねぇ。
師直の顔世への横恋慕。原川さんの師直は茶目っ気たっぷりにエロおやじ。チュー、ベロベロ~ってやってて顔世は本当に嫌そう(笑)
二段目、丸本に沿って「桃井館の場」。
加古川本蔵、妻戸無瀬、娘小浪、大星力弥が登場。力弥役の大井靖彦さん、なかなか可愛いぞ!白塗り化粧がよく合っていて、若衆らしくて愛嬌があります。小浪役の堀越涼くんも可愛いんだけど、力弥のほうが可愛いかも。これは意外!
戸無瀬が小浪と力弥の仲を取り持つために仮病を使うところが使われていました。「あいた家老の奥方」と「会いたかろう」を掛けて。
松切りのあと、若狭之助が松の枝をぎゅっと握って、痛い…というネタも。
三段目、勘平とおかるの逢瀬から。
おかる、可愛い~!さすが植本さん。可愛いダンスでの登場、お客さんに向かって「一緒に勘平さん、呼んでみるべ」って呼びかけているし(笑)
で、「かんぺい」だったんだね。ずっと「かんべい」だと思ってた…。おかるに呼ばれて昔懐かしい「さんぺいです」のギャグをやりながら出てきた勘平(笑)
この文使いの場、殆ど上演されないらしいんですけど、この若い2人の重要な場面を見せないってすごく勿体無いと思う。今回はかなりたっぷり時間を取っていて、よかったと思います。
伴内役の谷山さん、適役!本当に似合ってる。あの道化っぷりは見事。エヘンバッサリは無かったけれど、鳥尽くしでは三味線に台詞を乗せる「乗り地」も見事に合っていて、とても良かった。まだ若手の役者なのに、これはスゴイ。
刃傷の場の師直は嫌味なオヤジでしたね~ここは原川さんらしい。
「道行旅路の花聟」勘平とおかるの道行は、ナシ。
四段目、ここはとにかく厳粛な雰囲気。
判官切腹の場面は緊張感があってドキドキしました。
五段目、これは歌舞伎で何度か観たことあります。
猪はどうなるんだろ?と思ったところ、板に描いた猪が台車で舞台を突っ切ること2回、3匹目は着ぐるみで両足で立って出てくるという演出。これは面白い!
六段目、これも歌舞伎で観たことがありますね。
歌舞伎を観ていてひそかに感じていたこと、勘平は無実の罪を疑われていただけなんだから、本当は死んで詫びる必要なんてないよね?こう言っては何だけれど、早とちりとせっかちで無駄に死んだように見えてならなかったんだよね。その疑問を、は敢えてフォーカスするような形になってましたね。勘平切腹直後に誤解と分かって、本人が「えぇー!?」みたいな感じで(笑)面白かったなぁ。
そういえば「色にふけったばっかりに」の台詞は無かったような。
連判状、よく見ると、劇団員の名前が書き並べてありました。
七段目。一転して華やかな場面。
おかる、やっぱり可愛いですね。
鏡越しに由良之助の手紙を盗み見る場面、客席が若干ウケていたのは、歌舞伎に同じ場面があるのを知ってなのか知らずなのか…。
あと、おかるが手紙を覗いていたことを由良之助が気付いたのかどうか、あんまり分からなかったです。そういう演出にしてるのかな?
八段目。
歌舞伎では30分くらいあるらしいんですけどねー。2,3分でささっと終わっちゃいました。旅支度の戸無瀬・小浪が出てきて2人でダンスして去っていく。こういうスピーディーな展開は見ていて飽きなくていいですね。
九段目。
ここで入座披露があり、下女りん役の二瓶拓也くんのご挨拶。(と言っても口上は特にナシ)
虚無僧姿の加古川本蔵が、なんか面白かったですよ。槍で刺されたあとにも笑いを取ってました。
十段目。天川屋義平の水下さんはカッコよく、息子の美斉津くんは可愛かったな~。
「天川屋義平は男でござる。」いい男だ!
十一段目。
戸板を使った立ち廻りがダイナミックで、台詞も大勢で語られて迫力があって、高揚する演出でした。雪も大量に降ってきて、きらきらと輝いてとても綺麗。
若狭之助が、馬に乗って登場。馬役は、天川屋親子の水下さんと美斉津くんでした(笑)
3月のかぶき座の怪人なんかと比べると、オフザケが控えめで全体的に真面目~な印象ですけど、元がやっぱり歌舞伎の大作ですし、それだけ真剣に、かつ花組らしく作り上げたということなんでしょうね。
何より、通常ならば上演10時間以上の仮名手本忠臣蔵を2時間半で無駄なく余すところ無く楽しめるのだから。
演劇史の大きな1ページとなりそうな気が。
歌舞伎役者も、観に来るだろうね~。
観ていて少し物足りなかったのは、歌舞伎と同じように、場面場面の決めで遠慮なく拍手したかったということと、見得で大向こうがたくさん掛かって欲しかった(一人だれかが掛けていたけれど)ということと、附けがあっても良かったよなーということ、でしょうか。
最後以外は、お客側の姿勢なので、どうしようもないんですけどね。
やっぱり歌舞伎を観る客と花組芝居を見る客って違うんだなぁと実感。
せっかくの機会なんだから、いっぱい大向こうを掛けてあげたい気分だよ~(私にはできないけれど)
あと2回も観る機会がある!!
これからどう変わっていくのか、楽しみだな!!
舞台には定式幕の色の布が垂れ下がっていて、横にではなく上下に動いて幕間の転換を表現する仕組み。何枚かの幕が交互に上下するので、場面転換がスムーズで、時には幕の最後に次の場面をかぶせるくらいの進行。
舞台が横に広くない分、奥行きを効果的に使っていたように思います。
大序は口上挨拶なしで、すぐに鶴ヶ岡社前の場面へ。
兜改めがね~これは面白かった。歌舞伎の芝居は私は知らないけれど、新田義貞の兜を見つけるのに、顔世が沢山の兜の中から探すのだけど、ウケ狙いかと思われた「安全第一」の黄色いヘルメットが実はアタリだったというお遊び。わはは~!そんなのアリなんですか~?これは歌舞伎への皮肉たっぷりだねぇ。
師直の顔世への横恋慕。原川さんの師直は茶目っ気たっぷりにエロおやじ。チュー、ベロベロ~ってやってて顔世は本当に嫌そう(笑)
二段目、丸本に沿って「桃井館の場」。
加古川本蔵、妻戸無瀬、娘小浪、大星力弥が登場。力弥役の大井靖彦さん、なかなか可愛いぞ!白塗り化粧がよく合っていて、若衆らしくて愛嬌があります。小浪役の堀越涼くんも可愛いんだけど、力弥のほうが可愛いかも。これは意外!
戸無瀬が小浪と力弥の仲を取り持つために仮病を使うところが使われていました。「あいた家老の奥方」と「会いたかろう」を掛けて。
松切りのあと、若狭之助が松の枝をぎゅっと握って、痛い…というネタも。
三段目、勘平とおかるの逢瀬から。
おかる、可愛い~!さすが植本さん。可愛いダンスでの登場、お客さんに向かって「一緒に勘平さん、呼んでみるべ」って呼びかけているし(笑)
で、「かんぺい」だったんだね。ずっと「かんべい」だと思ってた…。おかるに呼ばれて昔懐かしい「さんぺいです」のギャグをやりながら出てきた勘平(笑)
この文使いの場、殆ど上演されないらしいんですけど、この若い2人の重要な場面を見せないってすごく勿体無いと思う。今回はかなりたっぷり時間を取っていて、よかったと思います。
伴内役の谷山さん、適役!本当に似合ってる。あの道化っぷりは見事。エヘンバッサリは無かったけれど、鳥尽くしでは三味線に台詞を乗せる「乗り地」も見事に合っていて、とても良かった。まだ若手の役者なのに、これはスゴイ。
刃傷の場の師直は嫌味なオヤジでしたね~ここは原川さんらしい。
「道行旅路の花聟」勘平とおかるの道行は、ナシ。
四段目、ここはとにかく厳粛な雰囲気。
判官切腹の場面は緊張感があってドキドキしました。
五段目、これは歌舞伎で何度か観たことあります。
猪はどうなるんだろ?と思ったところ、板に描いた猪が台車で舞台を突っ切ること2回、3匹目は着ぐるみで両足で立って出てくるという演出。これは面白い!
六段目、これも歌舞伎で観たことがありますね。
歌舞伎を観ていてひそかに感じていたこと、勘平は無実の罪を疑われていただけなんだから、本当は死んで詫びる必要なんてないよね?こう言っては何だけれど、早とちりとせっかちで無駄に死んだように見えてならなかったんだよね。その疑問を、は敢えてフォーカスするような形になってましたね。勘平切腹直後に誤解と分かって、本人が「えぇー!?」みたいな感じで(笑)面白かったなぁ。
そういえば「色にふけったばっかりに」の台詞は無かったような。
連判状、よく見ると、劇団員の名前が書き並べてありました。
七段目。一転して華やかな場面。
おかる、やっぱり可愛いですね。
鏡越しに由良之助の手紙を盗み見る場面、客席が若干ウケていたのは、歌舞伎に同じ場面があるのを知ってなのか知らずなのか…。
あと、おかるが手紙を覗いていたことを由良之助が気付いたのかどうか、あんまり分からなかったです。そういう演出にしてるのかな?
八段目。
歌舞伎では30分くらいあるらしいんですけどねー。2,3分でささっと終わっちゃいました。旅支度の戸無瀬・小浪が出てきて2人でダンスして去っていく。こういうスピーディーな展開は見ていて飽きなくていいですね。
九段目。
ここで入座披露があり、下女りん役の二瓶拓也くんのご挨拶。(と言っても口上は特にナシ)
虚無僧姿の加古川本蔵が、なんか面白かったですよ。槍で刺されたあとにも笑いを取ってました。
十段目。天川屋義平の水下さんはカッコよく、息子の美斉津くんは可愛かったな~。
「天川屋義平は男でござる。」いい男だ!
十一段目。
戸板を使った立ち廻りがダイナミックで、台詞も大勢で語られて迫力があって、高揚する演出でした。雪も大量に降ってきて、きらきらと輝いてとても綺麗。
若狭之助が、馬に乗って登場。馬役は、天川屋親子の水下さんと美斉津くんでした(笑)
3月のかぶき座の怪人なんかと比べると、オフザケが控えめで全体的に真面目~な印象ですけど、元がやっぱり歌舞伎の大作ですし、それだけ真剣に、かつ花組らしく作り上げたということなんでしょうね。
何より、通常ならば上演10時間以上の仮名手本忠臣蔵を2時間半で無駄なく余すところ無く楽しめるのだから。
演劇史の大きな1ページとなりそうな気が。
歌舞伎役者も、観に来るだろうね~。
観ていて少し物足りなかったのは、歌舞伎と同じように、場面場面の決めで遠慮なく拍手したかったということと、見得で大向こうがたくさん掛かって欲しかった(一人だれかが掛けていたけれど)ということと、附けがあっても良かったよなーということ、でしょうか。
最後以外は、お客側の姿勢なので、どうしようもないんですけどね。
やっぱり歌舞伎を観る客と花組芝居を見る客って違うんだなぁと実感。
せっかくの機会なんだから、いっぱい大向こうを掛けてあげたい気分だよ~(私にはできないけれど)
あと2回も観る機会がある!!
これからどう変わっていくのか、楽しみだな!!
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