――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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山の手事情社「道成寺」
2007年11月06日(火) 19:25:39
10/29(月)
先日の「傾城反魂香」に続き、2つ目の作品鑑賞。
いやぁ、この「道成寺」は傑作だね。
スゴイ。完成度が高いし、すごくこなれているというか、洗練されているという感じ。
何度か上演していて、外国にも持っていったようです。なるほど、高い評価を受ける作品だと思います!
まるで舞踊劇のような美しい動きで統一された舞台に、3人の美しい女たち。妖しく幻想的な世界が出来上がっていました。
先日の「傾城反魂香」に続き、2つ目の作品鑑賞。
いやぁ、この「道成寺」は傑作だね。
スゴイ。完成度が高いし、すごくこなれているというか、洗練されているという感じ。
何度か上演していて、外国にも持っていったようです。なるほど、高い評価を受ける作品だと思います!
まるで舞踊劇のような美しい動きで統一された舞台に、3人の美しい女たち。妖しく幻想的な世界が出来上がっていました。
「傾城反魂香」と同じく、内容は道成寺伝説を元にしているけれど、衣装や舞台セットは現代風にアレンジされた演出。台詞のテキストは原作そのままで、発声は狂言や歌舞伎のような古典ぽい発声。
扱っている道成寺伝説は、かみなが姫の「黒髪縁起」と、安珍清姫の「鐘巻絵巻」、白拍子花子が出てくる「鐘供養」の3つ。
かみなが姫って、初めて聞いたー。今昔物語に載っているらしい。へぇ。これが一番古いから、大元のお話って事になるのかな。
印象に残ったのが、まず、衣装ですね。
どれも華やかな色使いで、デザインも素材も凝っていて、とても素敵な衣装。蛇の鱗の模様が入った、赤い衣装。よく学校で使う、いろんな色の丸いシールをたくさん重ねて頬に張ると、これもまるで鱗のように見える。なるほどー!すごい工夫だ!
3つの伝説に出てくるそれぞれの女は、衣装を赤い色で統一していました。
それから、動き。
「傾城反魂香」よりも柔らかい動きで統一されていたので、なんだか優雅でまるで舞踊劇のような印象でした。とってもお洒落。音楽も現代の音楽でお洒落。
女たちの蛇のような動きが独特で凄かった。ゆっくりと、男たちの体を乗り越え、体をのけぞらせる様子が、蛇が長い体をくねらせる様子をよく表していて、とても美しかった。すごく惹きつけられました。これはすごい。
アレンジも面白い。
特に面白かったもの。ジオラマ部隊ってのがいて、帽子とカラータイツを使って、道成寺ごっこ。帽子が鐘に、カラータイツが蛇や炎になって、子供たちがプラモデルごっこしてるような演出になってて、面白いなと思いました。
一番最後の場面、3人の女たちが舞台でそれぞれに型を決めている絵がとても綺麗でした。醜い執念に囚われているはずなのに、なんでこんなに美しいんだろう。今まで男の役者が演じる舞台ばっかり観てきたけれど、こればかりは女優じゃないと実現できない舞台ですね。かっこいい!
扱っている道成寺伝説は、かみなが姫の「黒髪縁起」と、安珍清姫の「鐘巻絵巻」、白拍子花子が出てくる「鐘供養」の3つ。
かみなが姫って、初めて聞いたー。今昔物語に載っているらしい。へぇ。これが一番古いから、大元のお話って事になるのかな。
印象に残ったのが、まず、衣装ですね。
どれも華やかな色使いで、デザインも素材も凝っていて、とても素敵な衣装。蛇の鱗の模様が入った、赤い衣装。よく学校で使う、いろんな色の丸いシールをたくさん重ねて頬に張ると、これもまるで鱗のように見える。なるほどー!すごい工夫だ!
3つの伝説に出てくるそれぞれの女は、衣装を赤い色で統一していました。
それから、動き。
「傾城反魂香」よりも柔らかい動きで統一されていたので、なんだか優雅でまるで舞踊劇のような印象でした。とってもお洒落。音楽も現代の音楽でお洒落。
女たちの蛇のような動きが独特で凄かった。ゆっくりと、男たちの体を乗り越え、体をのけぞらせる様子が、蛇が長い体をくねらせる様子をよく表していて、とても美しかった。すごく惹きつけられました。これはすごい。
アレンジも面白い。
特に面白かったもの。ジオラマ部隊ってのがいて、帽子とカラータイツを使って、道成寺ごっこ。帽子が鐘に、カラータイツが蛇や炎になって、子供たちがプラモデルごっこしてるような演出になってて、面白いなと思いました。
一番最後の場面、3人の女たちが舞台でそれぞれに型を決めている絵がとても綺麗でした。醜い執念に囚われているはずなのに、なんでこんなに美しいんだろう。今まで男の役者が演じる舞台ばっかり観てきたけれど、こればかりは女優じゃないと実現できない舞台ですね。かっこいい!
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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