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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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伝統の現在NEXT3 眉かくしの霊
2006年08月12日(土) 19:53:27
原作 :泉鏡花
演出 :加納幸和
出演 :茂山逸平・谷川昭一朗
    横道毅 高荷邦彦 小林大介 谷川知宏 (花組芝居)

うーんうーん難しい!
あんまり良く分かりませんでした。
原作を読んだときもよく理解できなかったからなぁ。芝居にして面白いんだろうかと実はちょいと疑問に思っていました。
実際は、逸平さんが素敵だったり花組芝居が面白かったりと、細かいところを見ればなかなか良く、部分的にドラマチックに作られていて挽きつけられたけれど、全体としては消化不良。
上演時間が1時間ちょっとというのは短すぎるよねー。あっという間に過ぎ去ってしまいました。

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舞台には移動式の障子と下手の街灯。移動式障子は黒子の格好をした花組芝居の4人が移動させて場面転換を行っていました。この黒子たちは時には宿の女中になったり語り話の中の登場人物を演じたりしていました。
逸平さんは宿屋を訪れる男の役。暗い色の着物に袴。料理人役の谷川昭一郎さんも着物に袴を短く詰めて着ていました。

逸平さんは語り口がすっきりしていて聞きやすくていいですね。料理人から不思議な話を聞き、幽霊にびくびく怯える姿が新鮮でよかったなー。
それから、所々でお艶様も演じていたのが良かった!わー女形の演技!狂言で女をやるときよりもっと女を作っていて、よかったです。

花組芝居のメンバーも、道具移動時以外は顔の覆いを取って女中役を演じているときが面白くて好きです。小林大介さんが逸平さんに迫っていたなぁ~ww(というか押し倒していたぞ)

原作では、旅の男はあんまり怯えた風には見えなかったのですが、芝居の中の逸平さんは随分と怯えたように見せていましたし、花組芝居お得意の笑いの部分も多く作られていましたし、場面転換でセットの移動を高スピードで行う事でドラマティックさを生んでいたと思います。これが原作の咀嚼というものなのでしょうか。現代の人に分かりやすくするための工夫?頑張って無理無理に面白くドラマチックに作ろう作ろうとしていたようにも思えたのですが…私の理解不足かな。

逸平さんの普通の狂言が観たい。
それから、花組芝居の舞台も観たい。9月の「百鬼夜行抄」は行くもんね~チラシを貰ったんだけどこれって今市子さんの書き下ろし??素敵なイラストです!楽しみ!
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