――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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八月納涼歌舞伎 一部・二部
2006年08月19日(土) 00:46:07
14日に観に行きました。停電と東銀座駅での人身事故で電車が遅れており、開演に間に合うかハラハラしましたが、無事間に合いました。
第一部、二部ともに面白く、久しぶりに歌舞伎を堪能した気がしました(先月は歌舞伎っぽくなかったし)。結構地味なのではとの前評判もあったように思いますが、蓋を開けてみればどれも娯楽性が高い演目だったのではと思いました。
第一部、二部ともに面白く、久しぶりに歌舞伎を堪能した気がしました(先月は歌舞伎っぽくなかったし)。結構地味なのではとの前評判もあったように思いますが、蓋を開けてみればどれも娯楽性が高い演目だったのではと思いました。
「慶安太平記」
芝居の前半は、この演目は一体何が見どころなんだろうと不思議に思いながら漠然と観ていたのですが、見どころは後半の立廻りだったのですね。ものすごい迫力で吃驚しました。
延々と続く、アクロバティックな大立廻りの数々。まるでサーカスのようでした。途中から、なんでこの人は逃げているのか理由を忘れるくらい(笑)。
橋之助さんも凄かったですが、名題下の役者さんたちも大活躍でした。危険な技も多いだろうし、集中して気を配っているのが伝わってきました。
女房の扇雀さん、しっとりとしたいい女房でした。
「近江のお兼」
ああ~久しぶりに歌舞伎舞踊らしい舞踊を見た感じ。赤い雛壇がなんだか嬉しかったです。
福助さんのお兼はとても可愛らしかったです。やっぱり娘らしさを表すには所作が大事ですよね。柔らかく、若さに華やいだ所作が可愛い娘をよく表していたと思います。力持ちでも可愛い(^^)
こういう舞踊を観ていると、私も踊りたくなるんだよなぁ~やっぱり。
「たのきゅう」
面白かったです!いっぱい笑いました!とても楽しい作品に仕上がっていたと思います。
セットが面白かったです。真ん中に大きな丸い台形状の高台。そのまわりに、たのきゅうたちが使う楽屋や、芝居小屋や、山道や、大蛇の潜む洞窟などが配置されていて、盆が廻って場面転換する仕組み。しかもその楽屋や山道などが、なぜかちょっとミニチュアなのが可愛い(^^)
背景の壁には、まんが日本昔話に出てきそうな、筆書き風の背景。これも可愛かった。
たのきゅうたち一座の群舞が、華やかでカッコよくて楽しかったです。けんきゅう(だっけ?)が担当していた出だしの太鼓がまるでバンドのドラムのようで、これがなかなか盛り上がりました。全体的にダンス的要素を感じました。
おろち役の染五郎さん。出てきた時は、あれっ天魔王ぽくてカッコイイかも?と思ったけど、実はかなりアホキャラでした(笑)片足立ちで「シャー」って言うのがなんか可笑しいし、たのきゅうがお姫様に化けた後に「モエー!」って言ってるし。これには爆笑してしまった。
たのきゅうの変装が変わっていて面白かった。鬘がやたら大きくて頭でっかちだし、着物は前半分しかなくてエプロン状態。なるほどねー面白い演出。これもわかぎゑふさんが考えたのかな。
最後に出てきた歌舞伎座の模型はすごいなぁと思いました。「この金で芝居小屋を作る」云々のくだりは、歌舞伎座を立て直すことに掛けていたんでしょうね。きっと。
ラストの金紙吹雪が舞う中での大群舞がなかなかの迫力で楽しかったです。こういうのを見るとやっぱり踊りたくなるなぁ!町娘の中に芝のぶちゃんを発見してからは芝のぶちゃんしか観ていませんでしたが(^^;
続いて第二部。
「吉原狐」
いやあ面白かったなぁ。かなりのドタバタコメディー。福助さんはこういうコメディーをやらせると似合いますねぇ。
橋之助さんの珍しい女形は、意外と様になっていてイイ姐さんでした。福助さんとの兄弟対決(?)も面白かったです。
あと嬉しかったのは、芝のぶちゃん!三五郎の家の女中の1人でしたが、いつ聴いても女としか思えないあの可愛らしい声。くしゃみをする声も可愛いし、衝立の後ろに隠れる姿も可愛いし。メロメロ~v
一幕目のお座敷に小三山さんが居たのは意外でした。
「団子屋」
扇雀さんと孝太郎さんの息の合った踊りが気持ちよかったです。
途中、「玉兎」と同じ歌詞が出てくるところでいつもハッとしてしまいます。振りも結構似てる。臼から餅を引っ張って小さく千切って丸めるところです。
「玉屋」
染五郎さんの舞踊はすっきり爽やかでした。どちらかと言うと良くも悪くも癖が無い感じでしょうか。
なぜか思い出されたのは、青楓さんの玉屋の素踊り。我ながらなぜだ?
「籠屋」
犬が可愛かったな~vお弁当包みを口にくわえて持っていくところが特にv
三津五郎さんの粋な江戸っ子も良かったです。やっぱりどっしりと大きく安定感があって、素晴らしい舞踊を見せてくれる人だと思いました。
犬と絡んでちょっとしっとりした雰囲気になった部分、あれってクドキっぽかったけど、どうなんでしょう?
第三部、いつ観に行こうかな?
芝居の前半は、この演目は一体何が見どころなんだろうと不思議に思いながら漠然と観ていたのですが、見どころは後半の立廻りだったのですね。ものすごい迫力で吃驚しました。
延々と続く、アクロバティックな大立廻りの数々。まるでサーカスのようでした。途中から、なんでこの人は逃げているのか理由を忘れるくらい(笑)。
橋之助さんも凄かったですが、名題下の役者さんたちも大活躍でした。危険な技も多いだろうし、集中して気を配っているのが伝わってきました。
女房の扇雀さん、しっとりとしたいい女房でした。
「近江のお兼」
ああ~久しぶりに歌舞伎舞踊らしい舞踊を見た感じ。赤い雛壇がなんだか嬉しかったです。
福助さんのお兼はとても可愛らしかったです。やっぱり娘らしさを表すには所作が大事ですよね。柔らかく、若さに華やいだ所作が可愛い娘をよく表していたと思います。力持ちでも可愛い(^^)
こういう舞踊を観ていると、私も踊りたくなるんだよなぁ~やっぱり。
「たのきゅう」
面白かったです!いっぱい笑いました!とても楽しい作品に仕上がっていたと思います。
セットが面白かったです。真ん中に大きな丸い台形状の高台。そのまわりに、たのきゅうたちが使う楽屋や、芝居小屋や、山道や、大蛇の潜む洞窟などが配置されていて、盆が廻って場面転換する仕組み。しかもその楽屋や山道などが、なぜかちょっとミニチュアなのが可愛い(^^)
背景の壁には、まんが日本昔話に出てきそうな、筆書き風の背景。これも可愛かった。
たのきゅうたち一座の群舞が、華やかでカッコよくて楽しかったです。けんきゅう(だっけ?)が担当していた出だしの太鼓がまるでバンドのドラムのようで、これがなかなか盛り上がりました。全体的にダンス的要素を感じました。
おろち役の染五郎さん。出てきた時は、あれっ天魔王ぽくてカッコイイかも?と思ったけど、実はかなりアホキャラでした(笑)片足立ちで「シャー」って言うのがなんか可笑しいし、たのきゅうがお姫様に化けた後に「モエー!」って言ってるし。これには爆笑してしまった。
たのきゅうの変装が変わっていて面白かった。鬘がやたら大きくて頭でっかちだし、着物は前半分しかなくてエプロン状態。なるほどねー面白い演出。これもわかぎゑふさんが考えたのかな。
最後に出てきた歌舞伎座の模型はすごいなぁと思いました。「この金で芝居小屋を作る」云々のくだりは、歌舞伎座を立て直すことに掛けていたんでしょうね。きっと。
ラストの金紙吹雪が舞う中での大群舞がなかなかの迫力で楽しかったです。こういうのを見るとやっぱり踊りたくなるなぁ!町娘の中に芝のぶちゃんを発見してからは芝のぶちゃんしか観ていませんでしたが(^^;
続いて第二部。
「吉原狐」
いやあ面白かったなぁ。かなりのドタバタコメディー。福助さんはこういうコメディーをやらせると似合いますねぇ。
橋之助さんの珍しい女形は、意外と様になっていてイイ姐さんでした。福助さんとの兄弟対決(?)も面白かったです。
あと嬉しかったのは、芝のぶちゃん!三五郎の家の女中の1人でしたが、いつ聴いても女としか思えないあの可愛らしい声。くしゃみをする声も可愛いし、衝立の後ろに隠れる姿も可愛いし。メロメロ~v
一幕目のお座敷に小三山さんが居たのは意外でした。
「団子屋」
扇雀さんと孝太郎さんの息の合った踊りが気持ちよかったです。
途中、「玉兎」と同じ歌詞が出てくるところでいつもハッとしてしまいます。振りも結構似てる。臼から餅を引っ張って小さく千切って丸めるところです。
「玉屋」
染五郎さんの舞踊はすっきり爽やかでした。どちらかと言うと良くも悪くも癖が無い感じでしょうか。
なぜか思い出されたのは、青楓さんの玉屋の素踊り。我ながらなぜだ?
「籠屋」
犬が可愛かったな~vお弁当包みを口にくわえて持っていくところが特にv
三津五郎さんの粋な江戸っ子も良かったです。やっぱりどっしりと大きく安定感があって、素晴らしい舞踊を見せてくれる人だと思いました。
犬と絡んでちょっとしっとりした雰囲気になった部分、あれってクドキっぽかったけど、どうなんでしょう?
第三部、いつ観に行こうかな?
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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