忍者ブログ
――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
鑑賞予定
おススメの品
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
B000AO8CH4

Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


最新コメント
たつみ演劇BOX公演@しのはら演芸場 2/11夜⇒ 波華@管理人[03/14]
たつみ演劇BOX公演@しのはら演芸場 2/11夜⇒ moto[03/10]
たつみ演劇BOX公演@浅草木馬館 1/17夜⇒ 波華@管理人[02/08]
たつみ演劇BOX公演@浅草木馬館 1/17夜⇒ moto[02/06]
菊花の契り⇒ 波華@管理人[11/19]
菊花の契り⇒ くりみ[10/18]
遅くなりましたが、感想 「鼓の家」⇒ 波華@管理人[07/04]
遅くなりましたが、感想 「鼓の家」⇒ 蜂須賀承能[07/04]
劇団新感線「蒼の乱」⇒ 波華@管理人[04/25]
劇団新感線「蒼の乱」⇒ moto[04/24]
カテゴリー
アーカイブ
更新リスト
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アクセス解析
Ad
[PR]
2024年04月25日(木) 19:20:39
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
2006年08月10日(木) 14:22:23
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
試写会が当たったので観てきました。
なかなか面白く、また泣けるお話でもありました。大人が泣きそうなありがちシチュエーションだったんだけどね。でも泣けるものは泣けるんだからしょうがない。

花田一路:須賀健太
花田寿枝:篠原涼子
花田大路郎:西村雅彦
花田徳子:大平奈津美
沢井真彦:北村一輝
香取聖子:安藤希
村上壮太:松田昴大
村上猛:杉本哲太
村上美代子:中島ひろ子
市村和夫:小林隆
吉川のばあちゃん:もたいまさこ

拍手[0回]


あらすじ:トラック事故に合い九死に一生を得た少年、花田一路は幽霊が見える不思議な能力を身に付けた。そんな花田少年を中心に起こるさまざまな珍事、そして家族愛を描いた作品。
単純な「幽霊モノ」「怪談モノ」と思って観ていたら、良い意味で期待を裏切られました。幽霊たちは全然怖くなく、みんな愛嬌があり、まだ生きている人間に対する思い遣りが溢れるいい幽霊たちばかり。1人悪い幽霊もいるけどね。
笑いあり、涙ありの楽しい映画でした。

時代設定は現代なのかな。それにしては随分と昔風な家です。いくら田舎の漁師町でも、離れに汲取り式の便所があるものなのでしょうか。でも何だか懐かしいです。
お母さんが篠原涼子。生活感に溢れていて、わんぱく息子を持つ田舎のお母さんが見事にハマっていたけれど、あんなキレイなお母さん普通いないよねぇ。
お父さんが西村雅彦。かつて漁師だったのに訳あって今はタクシーの運転手をしています。

一路少年は腕白盛り。小学生くらいの男の子って、あんなに元気なものなんだね。自転車かっ飛ばして街の中を走り抜けて。何も怖いものは無いという感じ。
そのせいで、トラックと衝突して大怪我をしてしまうんだけどね。
一度幽体離脱したものの、謎の少女に連れ戻されて生き返ってしまいます。

その後、何故か幽霊が見えるようになり、同時に両親の過去や友達のお父さんの死の真相を知ることになります。
一路のお父さんと壮太くんのお父さんが若い頃に漁に出かけ、嵐に逢い、一路のお父さんだけ帰ってきた。そんな事故の真相もわかります。これがなかなか泣けるお話でした。
それから運動会のシーン。お父さんがいない壮太くんの借り物競争に「お父さん」が当たるなんて、ベタだよなぁ。だけど、お父さんの幽霊に励まされて、勇気を出してお母さんの再婚相手のところに行ったのは偉かった。健気すぎるぞ壮太少年!
その再婚相手が小林隆さんというのもイイですね。源さ~ん!

その他、いいキャラクターの出演者もたくさん。
例えば看護婦役の濱田マリ。いいキャラでした。
それから、もたいまさこ演じる吉川のおばあちゃん(幽霊)が見事。おいしい役でした。
悪者幽霊の北村一輝さん。こんな悪い役ばっかりですね。怖いけどなんだか可笑しい。
北村一輝と安藤希の幽霊対決はかなり安っぽくて引いてしまったので残念。

小さい子供にはこの程度でも幽霊は怖いかな?でも笑えるシーンもたくさんあって子供も楽しんでたと思います。
大人はそれに加え感動できると思います。(子供は単なる少年の冒険譚としかとらえないでしょう)
オススメです。
PR
コメント

初めましての方はぜひ自己紹介を。
お名前
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
トラックバック

記事内容に全く関連のないトラックバックは断り無く削除します。
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]