ファミリークラシックコンサート ドラゴンクエストVI

プログラム 交響組曲「ドラゴンクエスト VI」幻の大地
【第1部】
1 序曲のマーチ
2 王宮にて
3 木洩れ日の中で～ハッピーハミング～ぬくもりの里に～フォークダンス～木洩れ日の中で
4 さすらいのテーマ～静寂に漂う～もう一つの世界
5 迷いの塔
6 ペガサス～精霊の冠
7 悪のモチーフ～ムドーの城～戦慄のとき～ムドーの城
8 勇気ある戦い～敢然と立ち向かう
【第2部】
9 哀しみのとき
10 奇蹟のオカリナ～神に祈りを～奇蹟のオカリナ
11 エーゲ海に船出して
12 空飛ぶベッド
13 暗闇にひびく足音～ラストダンジョン～暗闇にひびく足音
14 魔物出現
15 魔王との対決
16 時の子守唄
【アンコール】
17 序曲のマーチ＜ひな形＞（「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」）
18 フィナーレ（「ドラゴンクエスト」エンディング）
19 結婚ワルツ（「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」）

8/9(木)　東京芸術劇場にて。
IT mediaの記事

東京に住み始めて早10年あまり。
何度も機会はあったはずなのに、なんで今までドラクエのクラシックコンサートに行ったことがなかったのか。
我ながら不思議。
昔はあれだけ熱を上げていたのになぁ。
FFコンサートは、2回も行ってるのにね。

と思って楽しみにしていたのに、18時開演だったという罠。
知らねーよ！！夏休み時間かよ！！19時に行っちゃったじゃねーかよ！！
てことで、第1部は聴かれず。しょぼん。

今回のコンサートプログラムは、交響組曲「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。
全シリーズアラカルトではなく、VIシリーズのみで組まれたものということ。
個人的には、いろんなシリーズの曲が聞いてみたかったけどね。そしてVが一番好きです。
指揮はすぎやまこういち氏ご本人。そうかぁ！ご本人が指揮するのか。
知らなかったので、ちょっとびっくり。
指揮台に椅子を置いて、座って指揮をしていました。時々盛り上がってくると、立ち上がるのよね。それが面白かったな。

特に気に入ったのは「空飛ぶベッド」。
木琴グッジョ！ですよ。大活躍。素晴らしい演奏でした。

「ラストダンジョン」や「魔物出現」や「魔王との対決」などで多用されているのが、「悪のモチーフ」と名づけられたパーツ。
A-Gis-A-Fの音で構成されているそうです。
おぉ。確かに！全然気づかなかったけれど、言われてみれば確かにこのモチーフがいろんな曲に使われてますね。バトル音楽やダンジョン音楽に限らず、どこかの町とか、エンディングの一部にも。
なかなか面白い。

いちおうVIはクリアしてるし、サントラCDは聴いていたんで、どの音楽も聴く前に思い出せたんだけどねー
エンディングだけは、全然印象に残っていない。
クリアした回数が少ないからか？
それに、エンディングという割には大人しくてあまり盛り上がらないような。
いや、いい曲なんだけどね！！

アンコールは、聴いてびっくり！
まだ未発表のドラクエIXの曲！
おお～これは嬉しい～！
と思ったら、「序曲のマーチ」をやると。
おいおいー！それは新曲じゃないー！！どのシリーズでも大して変わんないじゃん！
というツッコミが会場のあらゆる場所からされたんですけど(笑)
序曲の序章がロトシリーズと天空シリーズで違うので、その部分をまた新しく作ったということみたいです。しかもブラスアンサンブルで。華々しくカッコいい、なかなか素敵な序曲でした！

続いて懐かしのドラゴンクエストIエンディング。
Iが作られてから、もう20年も経ってるんですねぇ。いやーショックだわ。
その次には大好きなVのエンディング。わーい天空の花嫁ー！全シリーズ中で最も好きな曲ベスト3に入ります。

あー楽しかった。
FFコンサートみたいな、盛りだくさんで何でもアリなエンタテインメントイベントという感じではないけれど、あくまでオーソドックスなスタイルで行儀のいい(他にいい言葉が見つからんな)コンサートだという、この違いもまた面白いですね。
DQとFFのゲームが目指す方向の違いと、DQ音楽とFF音楽が持つスタイルの違い、これもまた全然違っていて面白い。
まぁ、音楽スタイルの違いはつまり、すぎやまこういちさんと植松伸夫さんの違いともいえるだろうけど。

今度は、全シリーズの局がアラカルトにプログラムに組まれたコンサートがあったらぜひ行きたいな。