――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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八月納涼歌舞伎 第1部・第2部
2007年09月07日(金) 23:56:51
「磯異人館」
幕末という時代設定のせいか、歌舞伎っぽくないお芝居でした。
ガラス職人・岡野精之介を演じる勘太郎と、琉球の王女・琉璃を演じる七之助。
二人の熱い演技がよかったですね~。二人がお互い好き合って抱きしめ合う場面が、全然悲しくないはずなのになんだかジーンと泣けてしまって。勘太郎くん、七之助くんの、相手に対する深い愛情がしみじみと感じられたんでしょうねぇ。感動。
岡野精之介の弟、周三郎を演じる松也くんも良かったですね。血気盛んで。カッコいい!
外国人ハリソン役の亀蔵さん、最高!おもしろ!変ななまり日本語で。むちゃくちゃに合ってて、喋るたびに笑っちゃったよ。
松岡十太夫の娘役の芝のぶちゃんも、むっちゃ可憐で可愛かった!大活躍ぅ~!
若手がたくさん活躍するお芝居で、とても楽しかったです。
「越前一乗谷」
舞踊劇?というスタイルなんでしょうか。セリや盆を多用していて、場面転換も多く、登場人物もたくさんいて、なかなか興味深い。
想像に反して大掛かりで盛りだくさんだったんで、あんまり付いていけなかったところもあるけど…(^^;
戦国時代の話って、あんまり知らないので。朝倉義景がどんな歴史を持っているひとなのかも、よく分からん。
知っていたらもっと楽しめただろうなぁー
「ゆうれい貸家」
仕事を全くしない、だらしない男の三津五郎さん。こういう役もハマルよねぇ。
ゆうれい役の福助さんも、なーんか面白いよね。こういうくだけた役のはじけっぷりが。
ただ台詞のほうが勢いに付いていっていない感じもしたけどね。
七之助さんがやってた男好きなお千代という娘のゆうれいも、かーなーりいい感じで笑えた!なんか三津五郎さんに迫って、押し倒してなかったか?あははー!
「舌切雀」
幕開き最初が、まるで雛飾りのようで豪華絢爛で綺麗で素敵でした!
雛壇に並んでいるのは、花鳥の森に棲む鳥たち。
キャー!芝のぶちゃんがかわいい!森の鳥の孔雀王夫人だから、王女的存在なのかな。ホントに可愛かったの~。
意地悪ばあさん役の勘三郎さん、なかなか楽しげでやりたい放題。勘太郎、七之助夫婦も自由に面白く演技してましたね。
ふと義太夫を見ると、清太夫さんがこぶとりじいさんの衣装ですよ。細かいなぁ。
花鳥の森の宴で繰り広げられた舞踊が面白かったですね。白い衣装の鳥たちが腰にレースをつけて「白鳥の湖」を踊ったり。ピンク色のコスチュームの男たちがフラミンゴに扮してジャズダンスっぽいダンスを踊ったり。ペンギンがたくさん出てきてラインダンスをしたり。いろんな工夫がされていて面白かったですね。
乱入してきた勘三郎さんと三津五郎さんで、三社祭の舞踊。さすがだね、この二人。
おばあさんに舌を切られたすずめ役の福助さんが蓮に乗って出てきたときは、桃の精を思い出しちゃってなんか可笑しかった…。
全体的に、勢いがあって遊びもいっぱいで楽しかったんだけど、やっぱりその勢いに台詞が付いて行ってなくて、グダグダな感じも?
こういうお芝居って、面白いけど、一過性のものという印象も強い。一度やられたらもう忘れられてしまう。再演する価値のあるタイプの芝居じゃない。古典として残っていくものでは絶対にない。今だけ楽しむ目的で作られた芝居って感じですね。
幕末という時代設定のせいか、歌舞伎っぽくないお芝居でした。
ガラス職人・岡野精之介を演じる勘太郎と、琉球の王女・琉璃を演じる七之助。
二人の熱い演技がよかったですね~。二人がお互い好き合って抱きしめ合う場面が、全然悲しくないはずなのになんだかジーンと泣けてしまって。勘太郎くん、七之助くんの、相手に対する深い愛情がしみじみと感じられたんでしょうねぇ。感動。
岡野精之介の弟、周三郎を演じる松也くんも良かったですね。血気盛んで。カッコいい!
外国人ハリソン役の亀蔵さん、最高!おもしろ!変ななまり日本語で。むちゃくちゃに合ってて、喋るたびに笑っちゃったよ。
松岡十太夫の娘役の芝のぶちゃんも、むっちゃ可憐で可愛かった!大活躍ぅ~!
若手がたくさん活躍するお芝居で、とても楽しかったです。
「越前一乗谷」
舞踊劇?というスタイルなんでしょうか。セリや盆を多用していて、場面転換も多く、登場人物もたくさんいて、なかなか興味深い。
想像に反して大掛かりで盛りだくさんだったんで、あんまり付いていけなかったところもあるけど…(^^;
戦国時代の話って、あんまり知らないので。朝倉義景がどんな歴史を持っているひとなのかも、よく分からん。
知っていたらもっと楽しめただろうなぁー
「ゆうれい貸家」
仕事を全くしない、だらしない男の三津五郎さん。こういう役もハマルよねぇ。
ゆうれい役の福助さんも、なーんか面白いよね。こういうくだけた役のはじけっぷりが。
ただ台詞のほうが勢いに付いていっていない感じもしたけどね。
七之助さんがやってた男好きなお千代という娘のゆうれいも、かーなーりいい感じで笑えた!なんか三津五郎さんに迫って、押し倒してなかったか?あははー!
「舌切雀」
幕開き最初が、まるで雛飾りのようで豪華絢爛で綺麗で素敵でした!
雛壇に並んでいるのは、花鳥の森に棲む鳥たち。
キャー!芝のぶちゃんがかわいい!森の鳥の孔雀王夫人だから、王女的存在なのかな。ホントに可愛かったの~。
意地悪ばあさん役の勘三郎さん、なかなか楽しげでやりたい放題。勘太郎、七之助夫婦も自由に面白く演技してましたね。
ふと義太夫を見ると、清太夫さんがこぶとりじいさんの衣装ですよ。細かいなぁ。
花鳥の森の宴で繰り広げられた舞踊が面白かったですね。白い衣装の鳥たちが腰にレースをつけて「白鳥の湖」を踊ったり。ピンク色のコスチュームの男たちがフラミンゴに扮してジャズダンスっぽいダンスを踊ったり。ペンギンがたくさん出てきてラインダンスをしたり。いろんな工夫がされていて面白かったですね。
乱入してきた勘三郎さんと三津五郎さんで、三社祭の舞踊。さすがだね、この二人。
おばあさんに舌を切られたすずめ役の福助さんが蓮に乗って出てきたときは、桃の精を思い出しちゃってなんか可笑しかった…。
全体的に、勢いがあって遊びもいっぱいで楽しかったんだけど、やっぱりその勢いに台詞が付いて行ってなくて、グダグダな感じも?
こういうお芝居って、面白いけど、一過性のものという印象も強い。一度やられたらもう忘れられてしまう。再演する価値のあるタイプの芝居じゃない。古典として残っていくものでは絶対にない。今だけ楽しむ目的で作られた芝居って感じですね。
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