――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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第19回 歌舞伎フォーラム公演
2006年03月02日(木) 16:12:21
詳細
2/25(土)昼の部を見てきました。
会場は江戸東京博物館のホール。せっかく江戸東京博物館に行くんだかららということで、展示も見てきました!
きゃー!日本史好きの血が騒ぐ~!
一緒に観に行った友達が史学科の出で、彼女の詳しい説明付きで展示を見られたのが幸せでした。
開演前のあわただしい時間で見たので、今度はゆっくり見てみたいな。
上演されるホールはキャパ300くらいでしょうか。小さなホールですが、その分後ろの列でも良く見えて楽しめました。
もちろん舞台も狭い。歌舞伎座と比べると特に。花道はないので客席通路で代用。後ろの扉から入退場していました。
下座音楽はすべてテープでしたね。そこに金かけてないんだったらもう少しチケ代安くてもよいのにな~。
2/25(土)昼の部を見てきました。
会場は江戸東京博物館のホール。せっかく江戸東京博物館に行くんだかららということで、展示も見てきました!
きゃー!日本史好きの血が騒ぐ~!
一緒に観に行った友達が史学科の出で、彼女の詳しい説明付きで展示を見られたのが幸せでした。
開演前のあわただしい時間で見たので、今度はゆっくり見てみたいな。
上演されるホールはキャパ300くらいでしょうか。小さなホールですが、その分後ろの列でも良く見えて楽しめました。
もちろん舞台も狭い。歌舞伎座と比べると特に。花道はないので客席通路で代用。後ろの扉から入退場していました。
下座音楽はすべてテープでしたね。そこに金かけてないんだったらもう少しチケ代安くてもよいのにな~。
「助六の出来るまで」
舞台上で化粧の過程、着付けの過程を見せてくれました。
衣装の着付けが面白かったですね。襟元が着崩れないように、衣装にすでに紐がついていて、襟元で結んで留めていました。これは舞台衣装独特の工夫ですね。
舞踊「助六」
こういう舞踊があるとは知りませんでした。そんなに荒々しくない、粋な二枚目らしい優雅な踊りに見えました。
というか、舞踊「雨の五郎」とは別物なのでしょうか?「雨の五郎」も曽我五郎なので同じ人っちゃあ同じ人なんだけどな。
雨の五郎ならお稽古したことあるぞー
「二人袴」
松羽目物の舞踊歌舞伎。
面白かったー!
狂言で観た時も相当笑えますけど、歌舞伎で見ても面白いですねぇ。
狂言との違いは…
・舞踊が増えている。舞踊歌舞伎だもんね。
・狂言には出てこないお嫁さんが出てくる。オカメみたいな化粧で、実は醜女?
・婿のお父さんが意外と間が抜けていて婿が意外としっかりしている。婿は「婿入りに行ったら弁慶の人形を買ってくれるか」とおねだりしたりしない。お父さんは酒を飲みすぎてぐでんぐでんになる。
こんなところでしょうか。
婿さんの間抜けっぷりがまるでバカ殿か勘三郎さんの一条大蔵卿のようでした。
これ、大きい舞台でも見てみたいなぁ。
「与話情浮名横櫛」源氏店
去年、ニザ玉で見たような気がします。
お富の京紫さんが、大人の色気が漂っていい感じでしたねぇ。
与三郎の又之助さんは何だか仁左衛門さんそっくり!(程度の低い感想だな)これって誰がやってもこんな雰囲気になるものなのかな。これが型と言うものか?それにしても声まで似ていたなぁ。
見ていて不思議なのは、与三郎は何だかチンピラっぽい雰囲気でお富を憎んでいるのかと思いきや、最後はあっさり許してハッピーエンドになっちゃうので、その感情の変化についていけないのよね。
前後の話を知らないからかもしれないけれど。
普通の大きな歌舞伎興行では目立たない役者さんを知ることが出来るのは面白いですね。
舞台上で化粧の過程、着付けの過程を見せてくれました。
衣装の着付けが面白かったですね。襟元が着崩れないように、衣装にすでに紐がついていて、襟元で結んで留めていました。これは舞台衣装独特の工夫ですね。
舞踊「助六」
こういう舞踊があるとは知りませんでした。そんなに荒々しくない、粋な二枚目らしい優雅な踊りに見えました。
というか、舞踊「雨の五郎」とは別物なのでしょうか?「雨の五郎」も曽我五郎なので同じ人っちゃあ同じ人なんだけどな。
雨の五郎ならお稽古したことあるぞー
「二人袴」
松羽目物の舞踊歌舞伎。
面白かったー!
狂言で観た時も相当笑えますけど、歌舞伎で見ても面白いですねぇ。
狂言との違いは…
・舞踊が増えている。舞踊歌舞伎だもんね。
・狂言には出てこないお嫁さんが出てくる。オカメみたいな化粧で、実は醜女?
・婿のお父さんが意外と間が抜けていて婿が意外としっかりしている。婿は「婿入りに行ったら弁慶の人形を買ってくれるか」とおねだりしたりしない。お父さんは酒を飲みすぎてぐでんぐでんになる。
こんなところでしょうか。
婿さんの間抜けっぷりがまるでバカ殿か勘三郎さんの一条大蔵卿のようでした。
これ、大きい舞台でも見てみたいなぁ。
「与話情浮名横櫛」源氏店
去年、ニザ玉で見たような気がします。
お富の京紫さんが、大人の色気が漂っていい感じでしたねぇ。
与三郎の又之助さんは何だか仁左衛門さんそっくり!(程度の低い感想だな)これって誰がやってもこんな雰囲気になるものなのかな。これが型と言うものか?それにしても声まで似ていたなぁ。
見ていて不思議なのは、与三郎は何だかチンピラっぽい雰囲気でお富を憎んでいるのかと思いきや、最後はあっさり許してハッピーエンドになっちゃうので、その感情の変化についていけないのよね。
前後の話を知らないからかもしれないけれど。
普通の大きな歌舞伎興行では目立たない役者さんを知ることが出来るのは面白いですね。
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