六月大歌舞伎 昼の部

初代市川猿翁
三代目市川段四郎 五十回忌追善

二代目市川猿翁
四代目市川猿之助
九代目市川中車襲名披露
　　五代目市川團子初舞台

六月大歌舞伎

6/15　昼の部　2階左側

「小栗栖の長兵衛」
市川中車さんの歌舞伎初挑戦。
どっちかというと大衆芝居っぽい演目だし、似合ってたんじゃないかなぁと思う。
声が枯れ気味でちょっと大変そうだったけど(汗)
酒に酔って暴れる様子が面白かった！
この芝居、最後はあんな終わり方なんだ…。もうひと展開あるのかと思ったけど、不思議な終わり方。
春猿さんの巫女さんが可愛かったー


「口上」
感動の口上。
猿之助さんも列座されて、華やかでした！
中車さんは、やっぱりまだ歌舞伎っぽい口上に慣れてないような。
今後も、たびたび歌舞伎公演に出演していくんでしょーか。


三代猿之助 四十八撰の内「義経千本桜」川連法眼館の場
新・猿之助さん演じる狐忠信は、亀治郎の会で初めて観て、今回は二度目。
今回は、狐の健気さ、可愛らしさがすごく伝わってきた気がする。
それから、亀博で仕掛けの裏側をよく観たので、舞台上の仕掛けもいろいろよくわかった気がする。
狐言葉で、「きっね」みたいに促音を使う言い方、「クシュー」みたいな感じの鳴き声、これって狂言「釣狐」でも使っているけど、古典的な狐の表現方法なのかな。でも、「きっね」という言い方は海老蔵さんや菊五郎さんはやってなかったような気が…。「クシュー」という鳴き声、亀治郎の会でやってたっけ…。記憶が～
宙乗りのはしゃぎ方が可愛かったなぁ。ここでちょいうる。2階左列だったので間近に観られた。桜吹雪がとても綺麗だった。