――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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八月花形歌舞伎 8/13 第2部
2011年08月25日(木) 14:02:43
「東雲烏恋真似琴」
G2さん作の新作歌舞伎。ふむ、奇をてらいすぎていない、いずれ古典になってもおかしくない作品だなと思った。
大道具の色合いが渋いからなのか、全体的に落ち着いた雰囲気でよかったなぁ。音楽もたぶん全部下座音楽で生演奏だったと思う。たぶん。
橋之助さんは、真面目堅物でお坊ちゃんで毒気のない明るさが似合っていて、愛嬌ある人物。だからこそ思い込みすぎて、内に狂気を燻らせていそうな、そんな感じ。
婚約者の七之助さんが綺麗で可愛くてよかったなぁ。橋之助さんに甲斐甲斐しく世話をするのだけど、「あれは人形なんですよ」って本人に訴えるのがお若だったというのはちょっと意外だったなぁ。お若は、いちばん従順に事実をひた隠して尽くすタイプかと思ったから…でも思わず耐えきれなくなって言ってしまったのかなと思うと、お若は本当につらい思いをしたんだなと思って可哀そうになった。切ないね。
芝のぶちゃんの遊女、ちょーかわいいぃ~。ウブそうな橋之助さんにかなり色っぽく迫って、「もえるわ~」って言ったり。
獅童さんに言い返されて色っぽく「叱られたァ」って言って橋之助さんに寄りかかって。なにそのかわいいの。ぎゃーす。
笑える面白い場面も。人形の代わりにこっそり影で膳を食うとか。笑った~。
坂東橘太郎さんがすごくいい芝居をしてたなぁ。これも面白かった。
あと、最初の幕の、人形が箱の中にずらりと並んだ絵がすっっっごく綺麗で絢爛豪華でいいなって思った。人形はもちろんみんな人間が演じてて。総勢9人、藤娘とかお三輪とか花子とか歌舞伎作品に登場する女たちがいろいろ。この演出は見事なり!
結末は、いったいどうなったんだろう?
新左衛門は小夜を人形だと気づいて、正気に戻ったのだと思ったんだけど、人形だったはずの小夜がまた動き出して新左衛門と一緒に去っていったよね?
あれは、人形が本当に不思議な力によって人間に変わってしまったのか?
それとも、新左衛門はまだ正気に戻っていなくて、動いている小夜は新左衛門の幻想の中の出来事なのか…?
謎を残す、不思議な終わり方だった。
筋書きを立ち読みしたら、いちおう、下地の話があるらしい。外題忘れた…。
「夏魂まつり」
初めて観る橋之助さんの女形を楽しみにしていたんだけど、すっごく綺麗だぁー。久し振りだから相当気を使ったんだろう。見た目も所作もとてもいい。普段女形ばかりの福助さんより初心さがあって清潔な感じでよいぞー。
孫たちの踊りは、基本的な振りが多くて丁寧。
短い舞踊でしたが、爽やかで夏の風情たっぷりの作品でした。
終演後は銀座三越のみのり食堂に行ってきたよ~。
G2さん作の新作歌舞伎。ふむ、奇をてらいすぎていない、いずれ古典になってもおかしくない作品だなと思った。
大道具の色合いが渋いからなのか、全体的に落ち着いた雰囲気でよかったなぁ。音楽もたぶん全部下座音楽で生演奏だったと思う。たぶん。
橋之助さんは、真面目堅物でお坊ちゃんで毒気のない明るさが似合っていて、愛嬌ある人物。だからこそ思い込みすぎて、内に狂気を燻らせていそうな、そんな感じ。
婚約者の七之助さんが綺麗で可愛くてよかったなぁ。橋之助さんに甲斐甲斐しく世話をするのだけど、「あれは人形なんですよ」って本人に訴えるのがお若だったというのはちょっと意外だったなぁ。お若は、いちばん従順に事実をひた隠して尽くすタイプかと思ったから…でも思わず耐えきれなくなって言ってしまったのかなと思うと、お若は本当につらい思いをしたんだなと思って可哀そうになった。切ないね。
芝のぶちゃんの遊女、ちょーかわいいぃ~。ウブそうな橋之助さんにかなり色っぽく迫って、「もえるわ~」って言ったり。
獅童さんに言い返されて色っぽく「叱られたァ」って言って橋之助さんに寄りかかって。なにそのかわいいの。ぎゃーす。
笑える面白い場面も。人形の代わりにこっそり影で膳を食うとか。笑った~。
坂東橘太郎さんがすごくいい芝居をしてたなぁ。これも面白かった。
あと、最初の幕の、人形が箱の中にずらりと並んだ絵がすっっっごく綺麗で絢爛豪華でいいなって思った。人形はもちろんみんな人間が演じてて。総勢9人、藤娘とかお三輪とか花子とか歌舞伎作品に登場する女たちがいろいろ。この演出は見事なり!
結末は、いったいどうなったんだろう?
新左衛門は小夜を人形だと気づいて、正気に戻ったのだと思ったんだけど、人形だったはずの小夜がまた動き出して新左衛門と一緒に去っていったよね?
あれは、人形が本当に不思議な力によって人間に変わってしまったのか?
それとも、新左衛門はまだ正気に戻っていなくて、動いている小夜は新左衛門の幻想の中の出来事なのか…?
謎を残す、不思議な終わり方だった。
筋書きを立ち読みしたら、いちおう、下地の話があるらしい。外題忘れた…。
「夏魂まつり」
初めて観る橋之助さんの女形を楽しみにしていたんだけど、すっごく綺麗だぁー。久し振りだから相当気を使ったんだろう。見た目も所作もとてもいい。普段女形ばかりの福助さんより初心さがあって清潔な感じでよいぞー。
孫たちの踊りは、基本的な振りが多くて丁寧。
短い舞踊でしたが、爽やかで夏の風情たっぷりの作品でした。
終演後は銀座三越のみのり食堂に行ってきたよ~。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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