劇団花吹雪公演＠岡山三丁目劇場 8/15夜

初上陸ー！吉備の国ー！
なんでこんなところにいるんでしょうね？？？

ホテルの近くまで路面電車に乗って、降りたら劇場がすぐ近くで、送り出しに遭遇してしまって、あわあわ。

お芝居　「嵐の中の藤太郎」
初めて観たお芝居。
旦那が旅に出た後に奥さんは他の男と一緒になって、帰ってきた旦那が成長した自分の息子に出会うのだけど、親子名乗りをせずにまた旅に出る、という話。
子役を使ったお芝居で、しんみり泣けるお芝居。
愛ちゃんのお芝居が良かった！！最近は脇をかためるいいポジションを務めることが多くなって、見ごたえがあって嬉しいね。
京之介くんは親分役。貫禄のある感じを作っていていい感じ。頑張ってた。

舞踊ショー

京之介くん女形　「桜通り十文字」


愛ちゃん　「吉野に風が」


春之丞女形



ラスト　「博多人形」

人形としてじっとしているときの春さまはホントに綺麗で可愛い。いや動いても可愛いんだけど、止まってるときのほうが綺麗かも。簪、櫛、前挿しが三味線を模しているのもおしゃれ。
台詞なしの舞踊作品なんだけど、ストーリーは「京人形」っぽい。若旦那が人形の胸元に小さな手鏡を入れると、人形が動き始めるというもの。

んで、博多どんたくはしゃもじを打ち鳴らしながら踊るものらしい。ラストショー最初の群舞がそういうのだったんで。そんなことも知らない現代っ子の私でした。

でも春さまは「京人形」のことを知らなかったみたい。初代のころに舞踊家の先生に作ってもらったショーで、それを教わってやっているらしい。私としては、元ネタを知らずによくやれるなってちょっと思うんだけど、そんなたいした問題じゃないのか…。単なる私の好みとして、元ネタを知っていてほしいだけなんだよなー。だって、自分らなりにアレンジするときに、元ネタを知らないと輪郭がぼやけるような気がするから。気にしすぎなのかな。