――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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七月大歌舞伎@大阪松竹座 昼の部
2011年07月30日(土) 18:21:00
関西・歌舞伎を愛する会 第二十回七月大歌舞伎
7/21 3階席
せっかく関西に居るんでね。
三味線やくざが観たかったんだもーん。
以前、橘劇団で大ちゃん主演で観たお芝居。それを仁左衛門さんが主演するっていうんだもーん。
その他にも、興味のあるお外題がずらり!!わっくわく~
7/21 3階席
せっかく関西に居るんでね。
三味線やくざが観たかったんだもーん。
以前、橘劇団で大ちゃん主演で観たお芝居。それを仁左衛門さんが主演するっていうんだもーん。
その他にも、興味のあるお外題がずらり!!わっくわく~
「播州皿屋敷」
浅山鉄山 愛之助
岩渕忠太 亀蔵
腰元お菊 孝太郎
「番町皿屋敷」と違って、お菊が井戸に放り込まれて化けて出る怪談物語のほう。お菊が靡かないものだから、大事なお皿を1枚かくして、お菊に数えさせて、1枚足りない!手打ちじゃ!と折檻を加える。女を縄で縛って井戸に吊るして水責めして打ち据えるなんてぇ~悪趣味だわっ。
でもビジュアルは官能的でそそる。きっとそれを狙って作られたんだろうなぁと。
うん、イイ趣味ですな(笑)
「素襖落」
太郎冠者 三津五郎
鈍太郎 亀蔵
次郎冠者 巳之助
三郎吾 萬太郎
姫御寮 梅枝
大名某 秀調
狂言「素袍落」が元になっている松羽目物。漢字がちょっと違う。狂言と筋は大体同じで、太郎冠者が伯父さんのところへ行ってお酒をごちそうになって、酒の肴にひとさし舞う、ってな感じ。狂言小唄の「七つになる子」と「うさぎ」がちょこっと出てきて嬉しかったなぁ。コミカルで笑えるお話でした。梅枝くんのお姫様が綺麗だった!
「江戸唄情節」(三味線やくざ)
杵屋弥市 仁左衛門
芸者米吉後に女房お米 時蔵
坂東彦三郎 三津五郎
市村家橘 愛之助
俵屋娘おいと 梅枝
隣家の女房お留 吉弥
番頭平助 竹三郎
小揚げの七兵衛 彌十郎
伏見屋女将おふさ 秀太郎
大衆演劇でよく演じられているお芝居なのかもしれないけれど、私は橘劇団でしか観たことが無く、他の劇団でどういうお話になっているのかは知らない。橘のお芝居と歌舞伎版だけで比較すると、コンセプトは大体同じなんだけど、細かな設定がちょこちょこと違うなぁと。歌舞伎版は作者の脚本をほぼそのまま演じているだろうと思うんだけど…(私の想像)
⇒ちょっと調べたら、川口松太郎作『三味線やくざ』は元は小説で、舞台版とまた少しだけ違うっぽい。長唄の三味線弾きっていうのは同じ。
仁左衛門さん、素敵だったなぁ。本当に、年齢を感じさせない若さ、粋さ、自信家で熱くて一本気なところ、カッコイイ。女房の時蔵さんとの組み合わせも似合っていて良かった!結末は泣けたなぁ。
劇中劇で三津五郎さんと愛之助さんの「連獅子」を観られるっていうのもオイシイところ。間の宗論の最後が少しと、後シテのみだけど。
んで、仁左衛門さんが実際に三味線を弾くのが、まさか連獅子の大薩摩からだとは思わず、ビックリ!だって立三味線のソロ部分でメチャクチャ難しいところだよね?プロのベテランの奏者じゃないとやらないよね?すーごーいー!
そういえば先月に仁左衛門さんと千之助くんの連獅子を観たばかりで、ここでは仁左衛門さんが連獅子の演奏しちゃうなんて。続くなぁ。
あーまた大ちゃんの三味線やくざが観たい。大ちゃんは太棹を使ってたよなぁ。
浅山鉄山 愛之助
岩渕忠太 亀蔵
腰元お菊 孝太郎
「番町皿屋敷」と違って、お菊が井戸に放り込まれて化けて出る怪談物語のほう。お菊が靡かないものだから、大事なお皿を1枚かくして、お菊に数えさせて、1枚足りない!手打ちじゃ!と折檻を加える。女を縄で縛って井戸に吊るして水責めして打ち据えるなんてぇ~悪趣味だわっ。
でもビジュアルは官能的でそそる。きっとそれを狙って作られたんだろうなぁと。
うん、イイ趣味ですな(笑)
「素襖落」
太郎冠者 三津五郎
鈍太郎 亀蔵
次郎冠者 巳之助
三郎吾 萬太郎
姫御寮 梅枝
大名某 秀調
狂言「素袍落」が元になっている松羽目物。漢字がちょっと違う。狂言と筋は大体同じで、太郎冠者が伯父さんのところへ行ってお酒をごちそうになって、酒の肴にひとさし舞う、ってな感じ。狂言小唄の「七つになる子」と「うさぎ」がちょこっと出てきて嬉しかったなぁ。コミカルで笑えるお話でした。梅枝くんのお姫様が綺麗だった!
「江戸唄情節」(三味線やくざ)
杵屋弥市 仁左衛門
芸者米吉後に女房お米 時蔵
坂東彦三郎 三津五郎
市村家橘 愛之助
俵屋娘おいと 梅枝
隣家の女房お留 吉弥
番頭平助 竹三郎
小揚げの七兵衛 彌十郎
伏見屋女将おふさ 秀太郎
大衆演劇でよく演じられているお芝居なのかもしれないけれど、私は橘劇団でしか観たことが無く、他の劇団でどういうお話になっているのかは知らない。橘のお芝居と歌舞伎版だけで比較すると、コンセプトは大体同じなんだけど、細かな設定がちょこちょこと違うなぁと。歌舞伎版は作者の脚本をほぼそのまま演じているだろうと思うんだけど…(私の想像)
⇒ちょっと調べたら、川口松太郎作『三味線やくざ』は元は小説で、舞台版とまた少しだけ違うっぽい。長唄の三味線弾きっていうのは同じ。
仁左衛門さん、素敵だったなぁ。本当に、年齢を感じさせない若さ、粋さ、自信家で熱くて一本気なところ、カッコイイ。女房の時蔵さんとの組み合わせも似合っていて良かった!結末は泣けたなぁ。
劇中劇で三津五郎さんと愛之助さんの「連獅子」を観られるっていうのもオイシイところ。間の宗論の最後が少しと、後シテのみだけど。
んで、仁左衛門さんが実際に三味線を弾くのが、まさか連獅子の大薩摩からだとは思わず、ビックリ!だって立三味線のソロ部分でメチャクチャ難しいところだよね?プロのベテランの奏者じゃないとやらないよね?すーごーいー!
そういえば先月に仁左衛門さんと千之助くんの連獅子を観たばかりで、ここでは仁左衛門さんが連獅子の演奏しちゃうなんて。続くなぁ。
あーまた大ちゃんの三味線やくざが観たい。大ちゃんは太棹を使ってたよなぁ。
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