――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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「城西舞踊会」を観ました(一週間前)
2004年08月15日(日) 01:55:35
「城西舞踊会」は、日本舞踊協会に所属している舞踊家による、地域大会という位置づけだそうです。東京にはたくさん舞踊家さんが居るので、中央・城西などの地域に分かれています。城西には新宿・練馬・中野などが含まれます。
ちなみに銀座は中央ブロック。どーでもいいですか。あそーですか。
さらに、「城西舞踊会」は毎年面白い試みをしているそうで、毎回「古典舞踊」と「新作の舞踊劇」を上演してるそうです。去年の「新作の舞踊劇」はピノキオで、先生にDVDを見せていただきましたがかなり面白かったです。
今回は何回目かの記念大会だから国立劇場という立派な舞台でやるのに、やはり今回も舞踊劇をやることになったそうで。国立くらい大きな舞台だと、新しく大道具を作るのにすごいお金が掛かるんですって。、
私は昼の部を観に行きました。今回私が楽しみにしていたのは、達也先生ご出演の「風流船揃」と新作舞踊劇「五の里恋の道行」。
「風流船揃」は本来は一人の舞踊らしいんですが、それを女性2人と男性4人で踊り分けていました。達也先生は紋付袴で化粧なし。
Viva素踊り!好きなんですよ~素踊り。
4人の男性はほぼ同じ振りでした。観ていて、決して贔屓目ではなく、正直にやっぱり達也先生の踊りはイイ!と思いました。
やっぱ先生いいよな~と感じた直後に、もしかして私、贔屓目になっていないだろうかと思って必死に客観的に観ようとしても、やっぱり達也先生の踊りは良かった。
体格の違い以上に、先生の踊りはすごく大きくて存在感があるんですよねー。
達也先生って実は舞踊家として優れた方なのかなーそういう方に私は踊りを習ってるのかなーそりゃすげえや!と、一人幸せな気分に浸っておりました(笑)
夜の部の達也先生の「文屋」の女官役も観たかったな…
コミカルな役なんですよね。面白い上にカッコよかっただろうなー。
舞踊劇「五の里恋の道行」は、面白かったです!素直に楽しめました。
「火の鳥」をめっちゃ思い出してしまいました。照明もよく使うし、群舞が多いし、音楽も三味線や唄の生演奏ではなくて現代劇のように音楽が流れるし。
これだけの舞台を短い時間で企画から上げて仕上げるのは大変だろうなぁ。しかも人数が多いからお稽古も大変だろうし。そう思うとすごい舞台だなぁと思いました。
でも、「火の鳥」に対する批評を思い出し、今回の舞台もふと冷静に評価する自分がいました…
この新作舞踊劇は、例えば群舞のように、舞台全体で一つの演出としてみせるものになっているので、個々を取り出すと存在感が薄くなってしまいます。新作はただでさえお稽古時間が少ないし、古典舞踊のように長年の間に洗練されてきた踊りとはまず質が違うので、古典舞踊を観るのと同じ感覚で観ると、物足りなさを感じるかもしれない。
一人で踊るための新作舞踊と、集団で演じる新作舞踊劇は、まず目指しているものが違うよね?
私は自分でそう思うのだけど、合ってんのかなーこの感じ方。
新しい試みに対する批評にトラウマでもあるのかな?私ってば。
ま、こんなややこしい事わざわざ考え込まなくてもいいか。
とにかく、私は素直に楽しめたので、来年以降も見に行きますよ。
ちなみに銀座は中央ブロック。どーでもいいですか。あそーですか。
さらに、「城西舞踊会」は毎年面白い試みをしているそうで、毎回「古典舞踊」と「新作の舞踊劇」を上演してるそうです。去年の「新作の舞踊劇」はピノキオで、先生にDVDを見せていただきましたがかなり面白かったです。
今回は何回目かの記念大会だから国立劇場という立派な舞台でやるのに、やはり今回も舞踊劇をやることになったそうで。国立くらい大きな舞台だと、新しく大道具を作るのにすごいお金が掛かるんですって。、
私は昼の部を観に行きました。今回私が楽しみにしていたのは、達也先生ご出演の「風流船揃」と新作舞踊劇「五の里恋の道行」。
「風流船揃」は本来は一人の舞踊らしいんですが、それを女性2人と男性4人で踊り分けていました。達也先生は紋付袴で化粧なし。
Viva素踊り!好きなんですよ~素踊り。
4人の男性はほぼ同じ振りでした。観ていて、決して贔屓目ではなく、正直にやっぱり達也先生の踊りはイイ!と思いました。
やっぱ先生いいよな~と感じた直後に、もしかして私、贔屓目になっていないだろうかと思って必死に客観的に観ようとしても、やっぱり達也先生の踊りは良かった。
体格の違い以上に、先生の踊りはすごく大きくて存在感があるんですよねー。
達也先生って実は舞踊家として優れた方なのかなーそういう方に私は踊りを習ってるのかなーそりゃすげえや!と、一人幸せな気分に浸っておりました(笑)
夜の部の達也先生の「文屋」の女官役も観たかったな…
コミカルな役なんですよね。面白い上にカッコよかっただろうなー。
舞踊劇「五の里恋の道行」は、面白かったです!素直に楽しめました。
「火の鳥」をめっちゃ思い出してしまいました。照明もよく使うし、群舞が多いし、音楽も三味線や唄の生演奏ではなくて現代劇のように音楽が流れるし。
これだけの舞台を短い時間で企画から上げて仕上げるのは大変だろうなぁ。しかも人数が多いからお稽古も大変だろうし。そう思うとすごい舞台だなぁと思いました。
でも、「火の鳥」に対する批評を思い出し、今回の舞台もふと冷静に評価する自分がいました…
この新作舞踊劇は、例えば群舞のように、舞台全体で一つの演出としてみせるものになっているので、個々を取り出すと存在感が薄くなってしまいます。新作はただでさえお稽古時間が少ないし、古典舞踊のように長年の間に洗練されてきた踊りとはまず質が違うので、古典舞踊を観るのと同じ感覚で観ると、物足りなさを感じるかもしれない。
一人で踊るための新作舞踊と、集団で演じる新作舞踊劇は、まず目指しているものが違うよね?
私は自分でそう思うのだけど、合ってんのかなーこの感じ方。
新しい試みに対する批評にトラウマでもあるのかな?私ってば。
ま、こんなややこしい事わざわざ考え込まなくてもいいか。
とにかく、私は素直に楽しめたので、来年以降も見に行きますよ。
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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