都若丸劇団公演＠三吉演芸場 10/4夜

時間ができたので、行ってみました。

劇団員の人数が多いんですね。驚きました。
男優も女優も数が揃っていて、活気があります。
夜の部でもお客さんがいっぱいで、大入りが出ました。

ミニショー
・男性陣「酔歌」吉幾三
・都舞斗「バラの微笑み」
・都若丸　立役

芝居「つばくろ笠」
三浦屋孫次郎と少し似た話。血糊は使わないけれど。
一宿一飯の恩義のために、とある親分を殺してしまうつばくろ(若丸さん)。
家出してしばらく会っていなかった母親と再会した後、殺した親分の一家に呼び出され、自分の刀を刃引きして討たれる。でも二台目は親分の今際の言葉通りつばくろを殺さないつもりで居た。つばくろは、男の中の男であったと手を合わせ死を悼む。

若丸さん、声が高い。キメの台詞で高く声を張るのが印象的でした。母親との再会、そして別れの場面は熱演でした。
副座長の剛さん、台詞の運びが現代的な印象。テンポが速めだから？大衆演劇の芝居っぽくないように思ったので、不思議な感じでした。
立回りは人数が多いし組み合わせも綿密で凝ってるなぁと思いました。
ただ…題材は私好みではなかったので…今度は喜劇を見たいなぁ。
どうでもいいことなんだけど、幕間に使われてた音楽がドラクエIIIの音楽でビックリした～。戦闘のテーマとフィールド曲のオケ版。わはは。


舞踊ショー
・女優陣「うつしみの…」藤野とし恵
・都ゆかり「酒供養」
・都剛、都舞斗「昭和ざいしょ？」
・都聖也「きりぎりす」
・都若丸　女形
・女優陣「じょんがら慕情」
・都大介　女形　「たまゆら」
・都城太郎　「かべのさかみち？」
・ゆかり、聖也　「恋しているんだもん」
・若丸　歌　「東京サタデーナイト」ジャッキー･チェン
・剛　「日本橋から」
・若丸　「俵星玄蕃」
・京香　
・城太郎　歌
・ラスト　「百花繚乱」

「酒供養」ゆかりさん
一人イントロドンできました(笑)
踊りにメリハリがあって、とても上手でした。なんとなく、踊りを習っていそうな動き。コミカルな部分もあって、どんな役でも自由が利きそうな役者さんで気になりました。



若丸さん女形
可愛い～。キュートな感じですね～
化粧があんまり白くなくて、ほんのりチークが入っているのがまた可愛い。ポーズの決め方も、とっても絵になるな～。
顔の輪郭がちょこっと気になるけど、女性らしいしぐさや表情がとてもステキでした。



副座長の剛さん。
180cmの長身で、顔が小さくて、今時のスタイルのいい若者。顔も綺麗です～。



「俵星玄蕃」
最近、この曲をよく観るなぁ。
重量感がある踊りで、カッコよかったです！
写真の、片足で跳ぶところが好きです。

以前、真ちゃん京ちゃんが二人でやっていたのをもう一度みたいなあ。


ラスト「百花繚乱」
写真が上手く撮れなかったのだけど、15人くらい舞台に乗っての群舞。2枚扇の使い方が上手かったです。工夫されていて、見ごたえがありました！


また機会があったら、観に行きたいです。
今度は喜劇のお芝居が良いな。