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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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橘劇団公演 @三吉演芸場 12/15昼夜
2007年12月18日(火) 13:34:45
またまた行って来ました。三吉演芸場。
15日は前楽。
実は16日千秋楽の夜も行っちゃいました。しっかりと最後まで見届けてきました。
あーもう、いろんなことがありすぎて、何から書いていいのやら。

11月はずっと、狂言友達と2人で観に来ていましたが、この日初めて、ネットで知り合った何人かの方とお会いしました。やっぱり仲間が集まると強いですね、テンション上がってはしゃぎまくって楽しい時間を過ごせました。仲間がいなかったら、私は三吉にこんなに何回も観に来ることは無かっただろうし、千秋楽に来ることも無かったでしょう。感謝してます。本当にありがとう!!!

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この日も着物でお出かけ。半幅帯で手抜き。

公演があと残り少ないからなのか、この日は昼夜でお芝居が違っていました。
昼は「故郷(ふるさと)の兄弟」で、夜は「商人(あきんど)一代」。わーい得した~!
どちらもしっとりとしたお芝居。千秋楽に笑える芝居をするとのことで、バランスをとったんでしょうかね。

いろいろ盛りだくさんすぎて、あんまりちゃんと思い出せないのですが…
印象的だったものから。

第1部 舞踊ショー
浅太郎さんとみや子ちゃんの相舞があって、とっても微笑ましくて可愛かったです。
みや子ちゃんって、まだ15歳なんだそうで。えぇえ~っ!?2年位前に入団したから13歳から?わ、若い。どうりで、あんなに初々しくてたどたどしい感じなのかぁ。確か「五十鈴」で巫女さんをやってたときに私は初めて観たはず。いやーびっくりした。
浅太郎さんは2倍くらいの年齢なんだよね(笑)七三分けみたいな鬘でちょっと面白かったです。まるでおままごとのような可愛らしい夫婦で良かったなぁ。"せっせっせーのよいよいよい"とかやってて。かわゆかった~!

良二さんのソロ舞踊、キッラキラ~。
黒のラメラメ着物に、「Ryoji」って書いてあって、青い光が散りばめられていて、キラキラまぶしい~。
良二さん、相変わらず、ホントにいい男。舞台映えする、魅力あふれる、カッコイイ役者だよ。よく観ると実はいつも同じ振りかもしんないんだけど、そんなのどーでもよくなっちゃうんだよね、私はね。あの雰囲気でやられてしまう。

第1部ラストショーは、若手による群舞。良二さん、浅太郎さん、裕太郎くん、かずみさん、雪江さん、めぐみちゃん、みや子ちゃん、だったかな。
大ちゃんが居なかったけれど、それでも全く物足りなさを感じない、迫力いっぱいの群舞。やっぱり、ひとりひとりが実力のある魅力的な役者ぞろいだからだよなぁ。こういうところが、橘劇団の好きなところなんだよなぁ。素晴らしい。

第2部 お芝居
昼の部は「故郷の兄弟」。
大ちゃんが菊太郎座長の女房役だったの~。女形でのお芝居!可愛らしくて素敵だったぁ~。安定感があるよなぁ。女形できちんとお芝居できる大衆演劇の役者って、そうそういないよねぇ。
座長が回復されて、久しぶりに拝見できました。弟を殺した仇が、女房の兄で、板ばさみになって苦しんでいて、泣けるいいお芝居でした。

夜の部は「商人一代」。
以前、一度観たことがあるような気がする…。スカパー放送かな?
大ちゃんの出番が短くてちょっと残念。
ひろしさん大活躍。情にあふれたいい芝居でした。

第3部 花の舞踊絵巻
以前観た、大ちゃんメインのフラメンコ舞踊がまた観られました。大ちゃんの着物が変わってる!赤いベルベット生地の着物で、裾に向かって黒へのグラデーション。つやつやと光沢があって、似合うなぁ。素敵な着物。フラメンコ舞踊のときの大ちゃんの濃厚な妖しい色気、大好きです。しかも前半が女性との群舞、後半が鬘を変えて男性との群舞で長い時間たっぷり楽しめるのも嬉しい。お気に入りの舞踊の1つです♪

もうひとつ、大ちゃんのソロ舞踊。
昼の部で出たんだけど、白地に蘭の花が描き散らされた上品な着物に、茶髪の髪を長く垂らした鬘で、月のことを歌った歌?だったような。歌の雰囲気とすごく合っていてねぇ。月明かりに照らされ浮かび上がる美女の姿。ってな感じで。美しかったです。

ラストは、以前大勝館の舞踊劇でやった「蓮花」の一部をアレンジしたもの。
「蓮花」って、全然記憶にないけれど、私は一応観たことあるらしい。「ランタナの赤いくつ」の次ってことは、2005年6月の大勝館。はぁー覚えてないっす(汗)
「舞踊劇」として見せられると、吉原わらべ唄に匹敵するわけがないので物足りなかったんだけど、こうやって舞踊ショーのラストとして見せられると、本当に見応えがあって大満足できる。なんだろうね、この感じ方の違い。
前半は、男性女性が全員黒マントを羽織って登場。不気味な雰囲気から一転、マントを取って華やかな群舞。メインは大ちゃん。桃色の着物にお姫様みたいな鬘で優雅な舞踊。
代わって菊太郎座長が花魁で登場。本格的な重い着物じゃなく、打掛と普通の下駄のでしたけど、鬘は花魁のものでした。
大ちゃんは後半また衣装替え。緑の着物に白っぽい打掛。
曲が殆ど全てサラ・ブライトマンの曲で、あ~斎藤社長の好みっぽいな、と。曲の雰囲気にあった、ドラマティックで壮大な、目まぐるしく変化する見応えたっぷりの舞踊で、たっぷり堪能できました。お腹いっぱい!!楽しかったです。
過去の舞踊劇の舞踊をこうやって再演することって、ときどきあるんでしょうか。三吉ではこの日限りの「蓮花」なのだとしたら、前日の稽古だけで乗せてるってこと?三吉に来る前に他の劇場でも稽古して乗せてるのなら、ちょっとわかる。しかし、短い稽古時間でよくやるよなぁ。積み重ねがモノを言うんだろうなぁ。すごすぎる。
緻密に揃えられた群舞を見せる必要なんてどこにもなくて、何度も観に来てくれるお客さんのために毎回違うものを見せてくれることのほうが大事。小さな劇場であればそれで充分。
だから、大きなホールに持っていくと、群舞の粗が目立っちゃうんだよね…。
やっぱこういうのは、小さな舞台で観るのがいい。


終演後、この日お会いした仲間たちとお食事。
やっぱり同じ趣味を持った人たちとおしゃべりするのは楽しい。
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