橘劇団公演 湯ぱらだいす佐倉 3/29昼

芝居「恋の花かんざし」
寝坊して40分くらい遅刻しちゃいました…
でも、残りだけでも芝居は楽しめました。
大ちゃんが「流れ星の源太」という、目の周りに傷を負った役。兄弟分の寿太郎は良二さん。
目が見えないお花ちゃん（めぐみちゃん）を大ちゃんが世話していて、お互い好きあっていて、大ちゃんが、お花の目が見えるようになる薬を買うためにお金を工面しようとしています。
お花ちゃんの目を診るお医者さんが浅太郎さん。胡散臭いヒゲをたくわえていて、ヤブ医者なんだか名医なんだかわかんない雰囲気で面白かったです(笑)台詞もいっぱいあって、すごく頑張っていました。後から聞いたら、初役だったそうですよ。すごい！

大ちゃんが弟分の良二さんに「お花に惚れるな、手を出すな」と約束させて出かけるんだけどね。良二さんは約束を守るつもりがさらさらない(笑)
大ちゃんの姿が見えなくなったと思ったら、家に入ってお花にかんざしを渡して気を引こうとしてるんだけど、大ちゃんに見つかって、お互い刀を持ち出して対決。この二人の殺陣はカッコイイ。

最後が切なかったです。
なぜか突然目が見えるようになったお花が、世話をしてくれた源太と弟分の寿太郎を勘違いして、寿太郎のほうに駆け寄っちゃうんですね。源太は、この目の傷のせいで…と悲しんで、でも自分が源太だとは名乗らずに黙って去って行ってしまいます。
そんな悲しい結末なのかぁ。切ないなぁ。

華の舞踊ショー
群舞「LALALA」
大ちゃん立役
裕太郎くん「燃える男」
きよみさん「あんた」吉幾三
群舞「北の海明け」キム・ヨンジャ
みや子ちゃんソロ
新吾さん「竹とんぼ」堀内孝雄
菊太郎座長　女形「お梶」
かずみさん、浅太郎さん「小泊港」
良二さん「おさえきれないこの気持ち」T-BORAN
めぐみさん「川の流れのように」アレンジ
群舞「千恵っ子よされ」岸千恵子
大ちゃん女形「時代」男性ボーカル？
菊太郎座長　立役「酒がたり」山本譲二
ラスト群舞「SANOSANOSA」

みや子ちゃんのソロ舞踊。
最近新しく始めたのでしょうか？初めて観ました。まぁ、なんと可愛らしいこと！
濃い赤紫地に大きな花模様が描かれた光沢のある着物で、帯も同じ柄。踊りはまだまだたどたどしいんだけどね。可愛いったら無いのよこれが。お持ち帰りしたくなっちゃう(危険！)
立ち止まって型を決めるときに、ぴたっと止まれてないんだよね。首振りも流れちゃってるんだよね。背中もまだ伸びてないんだよね。そういうところで、もっと修行を積んで頑張って欲しいとは思うんだけど、あの可愛らしさで全部帳消し！

ラスト群舞は「SANOSANOSA」。
わーい！待ってましたぁ～っ！嬉しい！
前奏で分かるようになってますから、友人と目を合わせてニンマリです(笑)
大ちゃんの着物、水色で裾が青のグラデーションで千鳥が散った上品な着物。国際フォーラムのSANOSANOSAでも着てたらしいですが覚えてません(＾＾；
近くで見たら、ちりめんの上等そうな着物でしたよー。
「じれったい～えーえぇ悪い人」のところで、怒る振りがあって良かったよぉ～ウットリ～色っぽい～
黒い着物の芸者集と紋付袴の男衆が勢揃いで、華やかなラストでしたー


続いて夜の部へ。