――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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劇団荒城公演@浅草木馬館 6/3夜
2012年06月18日(月) 13:23:55
お芝居 「因果は廻る狂狂と」
真吾さん作のオリジナル芝居。テーマは「トラウマ」らしい。
2時間弱の大作で、心理描写や伏線の張り方、複雑な人間関係など、とてもとても凝った脚本だった。人間をきちんと描いているお芝居で、引き込まれた。
主役は照師さん。人斬り十左。貧しい百姓の家に生まれ、幼いころに間引きで母親に殺されそうになったことがトラウマ。人斬りの依頼ではずみで子供を斬ってしまい、錯乱状態に。効果音に、テレビの砂嵐のようなノイズ音。まさか、こんな効果音を大衆演劇の芝居で使うなんて!斬新!十左の体の震えとシンクロして強烈なインパクトだった。まいった。
勘太郎くんは奇形体格(いわゆるせむし?)で不気味な存在感。真吾座長演じる親分一家の代貸。この役の立ち位置も不思議。影の支配者のような。ヤクザ世界のルールとは別次元で生きている、ただの愉快犯のような印象もある。またどこか別の土地で、ヤクザ一家に紛れ込んで、周囲の人間を手のひらの上で転がしていてもおかしくない。
全体的にBGMはかなり控えめで、無音の時間が多い。この緊張感がたまらない。芝居の世界に集中できる。
でも男女の仄かな恋を描く場面で「ザナルカンドにて」が流れてびっくりしたぁ。FFXの名曲だぁね~。
荒城のお芝居は、演出が映像的な感じがする。そして、想像力に訴えるものがある。
深みがあるなぁ。
後日気付いたのだけど、このお芝居、所々でるろ剣のモチーフに似ているんだよなぁ。
剣心はかつて人斬りだったし、剣心は巴にとって婚約者を斬った仇だし、なのに剣心と巴は出会ってやがて心惹かれ合うようになるし、巴は剣心の敵に命じられて剣心の弱点を探っていたけど逆に敵のボスを斬るし、剣心は巴の弟の縁に復讐されるし、縁は姉が斬られた場面を目の当たりにしたせいで姉と同世代の女性を殺すことができないというトラウマを持っているし、剣心はもう人を殺さない宣言するし。
共通点がありすぎるぞー。
剣心と巴が初めて出会った場面に「狂狂と」というフレーズがあるのだけど、お芝居の外題はここから取ったのだそうだ。真吾座長に聞いたので確かな情報。
だからきっとるろ剣をヒントにしてるんだろうなぁと思うのだけど、その辺はネタあかししてくれなかった…
ラストショー 「それは恋」
蜷川幸雄演出「近松心中物語」を題材にした、遊女と客の道行を描いたショー。
原案は封印切の梅川忠兵衛かと。
曲が「それは恋」森進一から「エレジー」平井堅へ。
二組の恋人の対比を描いていて、情景も構図も含めてとても美しかった。
真吾さん作のオリジナル芝居。テーマは「トラウマ」らしい。
2時間弱の大作で、心理描写や伏線の張り方、複雑な人間関係など、とてもとても凝った脚本だった。人間をきちんと描いているお芝居で、引き込まれた。
主役は照師さん。人斬り十左。貧しい百姓の家に生まれ、幼いころに間引きで母親に殺されそうになったことがトラウマ。人斬りの依頼ではずみで子供を斬ってしまい、錯乱状態に。効果音に、テレビの砂嵐のようなノイズ音。まさか、こんな効果音を大衆演劇の芝居で使うなんて!斬新!十左の体の震えとシンクロして強烈なインパクトだった。まいった。
勘太郎くんは奇形体格(いわゆるせむし?)で不気味な存在感。真吾座長演じる親分一家の代貸。この役の立ち位置も不思議。影の支配者のような。ヤクザ世界のルールとは別次元で生きている、ただの愉快犯のような印象もある。またどこか別の土地で、ヤクザ一家に紛れ込んで、周囲の人間を手のひらの上で転がしていてもおかしくない。
全体的にBGMはかなり控えめで、無音の時間が多い。この緊張感がたまらない。芝居の世界に集中できる。
でも男女の仄かな恋を描く場面で「ザナルカンドにて」が流れてびっくりしたぁ。FFXの名曲だぁね~。
荒城のお芝居は、演出が映像的な感じがする。そして、想像力に訴えるものがある。
深みがあるなぁ。
後日気付いたのだけど、このお芝居、所々でるろ剣のモチーフに似ているんだよなぁ。
剣心はかつて人斬りだったし、剣心は巴にとって婚約者を斬った仇だし、なのに剣心と巴は出会ってやがて心惹かれ合うようになるし、巴は剣心の敵に命じられて剣心の弱点を探っていたけど逆に敵のボスを斬るし、剣心は巴の弟の縁に復讐されるし、縁は姉が斬られた場面を目の当たりにしたせいで姉と同世代の女性を殺すことができないというトラウマを持っているし、剣心はもう人を殺さない宣言するし。
共通点がありすぎるぞー。
剣心と巴が初めて出会った場面に「狂狂と」というフレーズがあるのだけど、お芝居の外題はここから取ったのだそうだ。真吾座長に聞いたので確かな情報。
だからきっとるろ剣をヒントにしてるんだろうなぁと思うのだけど、その辺はネタあかししてくれなかった…
ラストショー 「それは恋」
蜷川幸雄演出「近松心中物語」を題材にした、遊女と客の道行を描いたショー。
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曲が「それは恋」森進一から「エレジー」平井堅へ。
二組の恋人の対比を描いていて、情景も構図も含めてとても美しかった。
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