剣戟はる駒座公演＠浅草木馬館 7/11昼

たまたま予定を入れた日が、不動倭(やまと)さんのお誕生日公演。
やー楽しかったですー♪
倭さんの明るいキャラクターがよく表れた、楽しく笑いに満ちた公演でした。
倭さん原案、洋さん構成の新作お芝居も、しんみりと泣けてそれでいて明るく笑えるいいお芝居でした。
やっぱはる駒は粒ぞろいだなー。見ごたえあるね。

写真追加しました！

ミニショー
「不動倭コンサート」ということで、倭さんが歌うショー。
最初の「夜空ノムコウ」はイマイチ？と思ったけど、続く演歌系はとっても上手！きっとJPOPがそんなに得意じゃないんでしょう。
歌に合わせて、座長や鶫汀くんの舞踊。立ち役がメインでした。
それから、倭さんの実の兄の勝小虎さんの歌も。あんまり上手じゃなくて鶫汀くんもズッコけたりしてるんだけど、倭さんはお兄さんの歌を個人的に楽しんでいるんだとか。

ミニショー最後は「平成のこまどり姉妹」
はる駒では定番のようですね～。洋さんと倭さんの、強烈インパクトの娘デュオ。うわー
このこまどり姉妹のヒットナンバーが「転がる石」
これがねぇ。めちゃくちゃ上手かった！！とくに洋さん。感動して泣けたよ～
以前、「きちさ」でも劇中で洋さんが「転がる石」を歌うのを聞いて、その時もものすごく感動したんですよねぇ。
倭さんも上手かったけど、洋さんが半端なく上手すぎ！！！
これはもう一度聞きたい！




お芝居「天国へ行こう」
新作のお芝居。
長屋に越してきた男：友次郎(倭さん)が、幽霊の見える体質で、部屋に居着いていた地縛霊を成仏させたことが評判となり、大家とともに霊媒師として商売を始める。
友次郎は、ある娘に、年老いた母親が誰もいないところで小さな子どもと話しているような様子が気になるので見てほしいと頼まれる。行ってみると、その母親は確かに小さな子どもと話していたが、その子供はほかの人間には全く見えない。よく話を聞くと、その子供の名前は自分と同じ「友次郎」で、母親が昔わけあって手放した子供だという。その友次郎は、幼いころに池に落ちて死んでいた。だが母親を慕うあまり、魂だけ成長してこの世に戻ってきてしまった。
そんな魂の友次郎を見守るため、閻魔大王が長屋の大家に化けてそばに付いていたのだという。
自分はもう死んでしまっていると知った友次郎は、母親と最後の別れをして、天国へ昇っていく。

こんな感じのお話。
友次郎の倭さんと、母親の洋さんの母子の場面が泣けました…。
全般を通して楽しい笑える展開で、最後の母子の場面でグッとしまって良かったです。
死神の鶫汀くんは普通に洋服で大きなアフロの鬘でサングラス姿。
小虎さんは友次郎の守護霊とかで、小さな前掛けをつけて奇妙な化粧で笑いを取ってました。
三途の川の渡し賃の6文銭は、今の時代はもう使えないらしく、代わりに閻魔が懐から出したのはSuica！わはは～笑った～
ラストは嘉門達夫「タンバでルンバ」で陽気に天国へ。明るいラストでよかった！いちおうハッピーエンド？
楽しいお芝居でした！


舞踊ショー
倭さん


鶫汀くん



ラスト「かざぐるま」
　　「かざぐるま」一青窈～「悦楽カメリア」水樹奈々
わー！！最近好きでよく聞いている「悦楽カメリア」だ～！！
イメージは「悦楽カメリア」のPVのようなイメージ。格子に飾られたたくさんの風車がくるくると廻っている。
風を起こす扇風機(しかも家庭用…)が丸見えなのが大衆演劇っぽい（＾＾）
木馬ってステージがかなり狭いもんねぇ。



夜は歌舞伎座だったので速攻で移動～。