芹沢先生の覚悟

先週の予告を観たときから不思議だったんですが。

「新選組」という名前になったときには、すでに芹沢さんは居なかったんですねぇ。
これって史実ですか。
歴史のことを余り知らない私でも芹沢の名は知っていたので、新選組の中では有名な人物なのだと思っていましたが、微妙に違ったんですね。

今回の芹沢さんは、もう先週のように痛々しくなかった。
死を覚悟した人間は、こうも穏やかになれるのかと感心しました。
感心する、ってのも変だけど。
あんなに荒れて暴れていた人間と同じには思えません。

一番グッと来たのは、酒宴の場から帰ろうとする芹沢さんに付き添おうと立ち上がった、斉藤一への一言。
「お前はもういい」と。
わかってたんだねー自分が襲撃されること。
だから、斉藤一を巻き込まないよう、あえて遠ざけたんだね。
たまらん。ぶっきらぼうな言葉の裏に隠された心遣い。

嵐山に出かけて紅葉を眺めて心穏やかな時を過ごしていること自体、何らかの覚悟を決めて落ち着ききった人間に感じられて仕方が無い。

何となく先読みできたのは、芹沢さんが起きて土方たちを待っているだろうということ、そして、お梅さんは殺されるにしろ自殺するにしろ一緒に死ぬだろうなということ。

立派な最期でした。合掌。


あーそうそう。
先週の木曜日のスタジオパークも見ました。
堺雅人さん、すごい人気なんですねー。いっぺさん出演のスタパでは聞かれなかった黄色い声援が始終…
送られたFAXやメールの量も、半端じゃなかったみたいですね。
堺さんは30超えてるんですか。見えない～
めちゃめちゃ若くて可愛いです。誠実そうだし。ちくしょう！