――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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シネマ歌舞伎「人情噺 文七元結」11/16
2008年11月25日(火) 16:38:33
日曜夜だからか、客が少ない…。
去年10月に新橋演舞場で上演された作品。
緻密な人間模様が描かれていて、それを役者もきっちりと演じきっていて、とても分かりやすく心に染みる作品でした。
左官長兵衛… 中村 勘三郎
女房お兼… 中村 扇雀
手代文七… 中村 勘太郎
お久… 中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛… 片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛… 坂東 彌十郎
角海老女房お駒… 中村 芝翫
去年10月に新橋演舞場で上演された作品。
緻密な人間模様が描かれていて、それを役者もきっちりと演じきっていて、とても分かりやすく心に染みる作品でした。
左官長兵衛… 中村 勘三郎
女房お兼… 中村 扇雀
手代文七… 中村 勘太郎
お久… 中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛… 片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛… 坂東 彌十郎
角海老女房お駒… 中村 芝翫
長兵衛役の勘三郎さん。この自然なコミカルさがたまらないわ。
文七が実は50両を盗まれたのではなく、ただ置き忘れていただけだと聞かされた時の顔。この顔がすごいよ。
人の命は金じゃ買えねえと、あれだけさんざん悩んで、人助けのためと思って身を切る思いで50両を譲って、女房にもさんざん小言を聞かされて、いい事したはずなのにこんな辛い目に逢って、それが全部無駄なことだったわけだからねぇ。その気持ちが判りやすすぎるくらいよく伝わって笑えたよ。。
聞いたか、おれはこの人に、金をやったんでぃ!
なんてかっこいいんだ!
人情の極みだね。感動だぁ。
長兵衛は、丈の短い半纏しか持っていないので、女房の着物を借りて着る。丈が長いから着方が汚い。歩くたびに裾を引きずり、裾を抱えて歩く。でもその汚い着方が様になってるんだなぁ。こんなにうまく汚さが出せるのもセンスなんだろうか。そういうところもすごいと思う。
娘お久の役の芝のぶちゃん。なんて健気で心優しい、気持ちの綺麗な娘なんだろう。愛しくなってしまう。
おとっつあんに、自分が吉原で奉公するためにもらった50両を渡す手。あかぎれで真っ赤になった痛々しい手。でも家のことを一番に考えている。優しい娘だなぁ~。
吉原から帰ってきたときの桃色の着物姿がとってもカワイイ♪
文七の役の勘太郎さん。
身投げしようとしているのに、「怪我でもしたらどうするんだい」と言うあたりのコミカルさも良い。
汚い手ぬぐいの包みを渡されて、半信半疑開けてみると中には50両。表情がガラッと変わって驚きと感謝でいっぱいの顔になるところがもっといい。緻密な心情変化を描いたイイ演技だなと思う。
上演時間1時間半ほど。時間もコンパクトで見やすかったです。
次の作品は「連獅子」と「らくだ」。こちらも楽しみだ~。
シネマ歌舞伎「文七元結」
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初めましての方はぜひ自己紹介を。
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