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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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「新選組!」第43話 「決戦、油小路」
2004年11月01日(月) 22:26:17
久々の大河感想。
今回はかなりショッキングな内容だったのですが、悲しさよりも理不尽さを感じる話だったなぁ。だからかどうかは分からないけど全く涙しなかったなぁ。

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まず、伊東センセ。
こういう展開になるとは思わなかった。
またですか!?また、いい人になった途端に死んじゃうんですか!
別に元々悪い人間だったわけじゃなくてちょっと胡散臭くて卑怯な面があっただけだから「改心」とは違うけれど。
何だろね、せっかく真の意味で近藤の味方になったのに殺される悲劇。

つーか、観柳斎と全くおんなじ展開じゃありませんか。
どっちも鍬次郎が殺ってるし。アンタは何様ですか。

飛んで平助のこと。
平助の鬼気迫る表情はすごく怖かった。すごい気迫。
あの時は目の前の永倉を永倉と分かってなかったんだろうなーとも思う。近藤に書簡を渡した後に「戻るな」と言われたけれど御陵衛士の屯所に戻ったわけで、その時点で伊東先生側の人間になったとも言える訳で。
ただこれは平助の真面目さゆえなんだろうな。
というか、サノ助に「逃げろ」って言われたとき、平助はどう感じたんだろう?
悔しさというか空しさがにじみ出た表情に私には見えました。
だってさ、「逃げろ」って言われて「何だよそれ」って思うよ。私も。ポカーンだよ。
何で自分だけ助けられなきゃいけないのか。御陵衛士の仲間はみんな戦ってるんだぞ。
苦しい立場だよね、ホント。御陵衛士の仲間たちと一緒に油小路に向かった平助が昔の仲間を見捨てて逃げられるわけなんてないし。実際、昔の仲間が殺されていくのを見てキレてしまったという感じだし。

「平助の旅立ち」での平助と沖田の別れのシーンで「次は剣を交えることになるかもしれない」(台詞全然違うと思うが)と言っていた時に、2人の中ではすでに覚悟ができていたはず。
あの別れがあったからこそ、沖田は「アイツが逃げるわけ無い」という確信があったわけで。
だから、やっぱりここは土方たちが何でも都合よく考えすぎなんだよね。

はっきり言って御陵衛士の伊東一派と決着をつけなきゃいけない理由も良く分からん。公式サイトのあらすじには「言い訳の出来ない状況で伊東が落命した」から、なんて書いてあるけど、納得できるかーっ!
鬼ふくちょには、伊藤と近藤の和解を通じて伊等派の人たちとも分かり合う道ってのは考えもよらないんだろうな。あの時代には甘い考えかもしれないけど。
近藤なら考えそうだけどね。

組織の人間が皆同じ思いになることって、本当に難しいんだなと思った。
殺された伊東を前に土方が「若い者を責めるな。お前を思ってやったことだ」と言っていたが、本当に近藤を思っての行動だとしたら間違ってたわけでしょ。
近藤は伊東を敵視してはいなかったんだから。
いつの間に伊東センセは新選組の敵になったのやら。それがまずわからん。
ややこしいことになってるよなー

死ぬときの平助の表情、穏やかだったので少しホッとしました。
あれって、近藤を伊東センセと勘違いしてたんだよね?
平助は本当に伊東センセを尊敬してたんだなぁ。近藤に声をかけてもらった時の嬉しそうな顔。
よかったね、平助。

あーそれにしても、平助が試衛館に来たときのエピソードを見ていないのが悔しい。ちゃんと全話見ていれば、近藤たちにとって平助がどれほどかけがえの無い仲間だったのかが充分理解できただろうに。


そしておまけ。

捨助は最近活躍してるね。先週も久しぶりに「呼ばれてないのにやってくるのが捨助ですよ」の台詞を言っていたし。
しかし最近捨助は災難続きですね。よく無傷で生きてるよな。剣術できないくせに。

それから源さんの「また一人、逝ってしまった…」が微妙に笑いを誘いました。
これ何か狙ってるでしょ?なんでここで狙うかなぁ?
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