「下妻物語」見たよ

テレビで放送していたのを見ました。
面白かった～！

「嫌われ松子の一生」と同じ監督さんなんですね。映画の作り方が面白くて、こんなテイストの映画だとは知らなかったのでちょっと吃驚しました。
でも、映画のつくりの面白さを取り除いても、この映画は面白かった。

土屋アンナ演じるイチコが、カッコ良くて可愛くってたまんなかった。
只の中途半端な田舎の、ダサダサ高校生レディースなだけのはずなのに、唾を吐くのも黒い口紅も特攻服ももの凄く似合っていて、終始可愛く見えてしょうがなかったです。
ツッパってるけど、子供と一緒だなと思って。純粋な心の持ち主だなと感じます。桃子と友達になりたくて色々気を引こうとしている様子が、特に可愛かったです。

脇を固める役者たちも、選りすぐりの個性はぞろいで好みど真ん中。
濃いテイストの映画をさらにこゆく彩っていて楽しかった。

八百屋さんが荒川良々で、ジャスコネタが最高。
小池栄子がレディースリーダーで、似合っててかっちょ良かった。台詞下手だったけど。
パチンコ屋の店長が生瀬さん。
リーゼントがすごいチンピラがあべさだ。
名前しか知らなかった本田博太郎も拝めた。
桃子の両親は、宮迫と篠原涼子。篠原のあばずれっぷりは演技派だねぇ。カッコよかったよ。
桃子のおばあちゃんはきききりん。
レディースのメンバーに緑モヒカンのまちゃまちゃがいたのもポイント。この頃ってまだそんなに有名じゃなかったよね、きっと。

何度も観たくなる、面白い映画でした。
お勧めです。