お稽古日記 10回

今日もまたお稽古でした～。
前回からたった2日後。練習しなきゃ～と心に決めていたので、金曜の夜中（すでに土曜だった）に自主練。
前回の練習でボロボロだった、扇の投げ上げと要返し。やっぱり悔しかったので、いっぱい練習しました。
あ、練習したんじゃなくて、いっぱい遊んだんです。扇で。

師匠や同門の先輩は、「練習して」とは言わず、「扇にいっぱい触って」とか「扇で遊んでおいで」と言います。
それは真実を突いていると思うんですよね～。
だって要返しだって、もとはお遊びだったと思うんですよねぇ。ひとつの見せ技だと私は思っていますし。
「遊び心」「お遊び」と言うと、ただの遊びより高尚なイメージがしませんか？
私は「遊び心」「お遊び」が大好きです♪

で、自主練して臨んだ今日のお稽古。
最初におさらいをやった後、師匠が「家で練習してきたでしょ」と一言。
決して完璧に覚えていたわけじゃないんですけど、やっぱり見てわかるんだーと思ってすごく嬉しくなりました(^o^)
また自主練しよう！という気持ちが沸きました。

今日新しく習った部分は、扇をかざしたり、大きく回したり、ひらひらと煽いだりする所作があり、なんだか舞妓さんっぽい～と思いました。
素敵ですねぇ。うっとりです。
不思議と、腕を動かすと同時に足を滑らせて体重移動するという流れが、無意識に自然に繋がるのにオドロキ。初めてやったのにもかかわらずです。
流れにぴったりハマった感覚がとても心地いいんですよ♪

そっかーこういう瞬間が増えていくと、踊っていてもっと楽しいんだろうな～。
って、思いました。

ひとつの踊りにじっくり取り組むと、こういう感覚をたくさん味わえるんでしょうね。
でも今の私は、いろんな踊りに触れて、間口を広げる段階なのかぁ？
その辺の師匠の意図は、まだ知りません…（＾＾；