城東ブロック特別公演 第7回踊らいぶ 昼の部

10/9　浅草公会堂
長唄「晴天の鶴」
常磐津「靱猿（花舞台霞の猿曳き）」★昼の部
小唄「伊達競城東戯場」

長唄「晴天の鶴」は、東京芸大の学生による舞踊および演奏。学生といっても小さい頃からお稽古している、殆どプロみたいな人もいるんじゃないかと。
4人の鶴の精の舞踊。若くはつらつとした清々しい舞踊でした。衣装も可愛いし。4人でのフォーメーションとか相舞踊の形とか、構成が面白かったです。


常磐津「靱猿」は、狂言の靱猿と同じお話で、台詞ありの芝居仕立ての舞踊。
大名が女大名になってて、ほっぺたピンクでちょっとコミカルな役のよう。
子役のお猿さん、可愛かったな。


小唄「伊達競城東戯場」は、たくさんのお芝居のパロディを織り交ぜた、踊らいぶならではの演目。
幡随院小兵衛、黒井権八、とか、遅め、久間II、とか、役名をちょこっともじってあって面白い。しかし久間II（ツー）って………ぉぃ
政岡八汐、仁木弾正、十六夜清心、権八小紫、夕立滝川、などなど。お遊びもあってとても楽しかった。
鼠の鼠子ちゃんがかわゆくて目が離せなかった！鼠のきぐるみであたまと尻尾にピンクのリボンだよ。男の人がやってたけどちゃんと女形で踊ってたよ。かわゆーいｖ
唄は、すべて小唄端唄から。
これ、元のお芝居を良く知っていると、さらに楽しめるだろうと思う。私はまだまだ足りないな～。
ラストの花柳基さんと藤間蘭黄さんの二人踊りがすごかった。めいっぱい動いてた。すごい運動量。なんなんだーとにかくすごかったー。