逸青会

11/25　夜の部　
銕仙会能楽研修所

わーい逸青会のたぶん第3段～。
銕仙会に来るのも久しぶり。

・狂言　「清水」
主人：島田洋海　太郎冠者：茂山逸平
昔、ここ銕仙会で観たTOPPAの課題曲になってたっけ、清水は。
なんだか懐かしい。
内壁がコンクリートだから、ただでさえ大きい声が余計に大きく響く。心地よかったなぁ。
鬼に化けて主人を脅かして、主人がビビっているのをいいことに、太郎冠者の待遇を良くしろ、なんて都合のいいことばっかり要求しちゃう。そんで主人にばれてしまう。愛すべきおばかさん。楽しいなー。


・舞踊　「汐汲」
立方：尾上菊之丞
素踊りで。
小道具の汐汲桶が、白木に白で絵を描いてあって、普段観るものと違ってた。あと、三段傘のくだりは二枚扇だった。
これは素踊り用に変えてるってことかなぁ～。さすがだ。
素踊りで女形の舞踊って素敵。手先の動きに品があるなぁと思う。


・狂言と舞踊　「樋の酒」
太郎冠者が逸平さん、次郎冠者が菊之丞さん、だったかな。どっちがどっちかわからない。
逸平さんが、酒を盗み飲みするからと道具の蔵に閉じ込められるほう。
お互い別々の蔵に閉じ込められ、なんとか工夫しながら二人で酒を盗み飲み。楽しそうな二人～。狂言「樋の酒」は久しく観てないから細かいところは忘れちゃったけど、ほとんど一緒なのかな。舞踊には無い作品だろうし…。
逸平さんはもちろんのことだけど、菊之丞さんの声もいい声だなぁ。二人ともコミカルなお芝居がいい。


終演後には逸平さん、菊之丞さんのお見送りあり。
制作秘話のトークが聞きたいと訴えてみた（＾＾）