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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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江東薪狂言
2007年05月22日(火) 17:16:36
午前中にはすごいどしゃ降りだったし、午後も少し雨がぱらついたし、一体どうなることかと思いましたが、なんとか無事外で開催されました。
菱菊の着物でお出かけ。
寒かった~

狂言のお話  茂山千三郎
火入れ式
狂言「二人袴」
 聟:茂山童司  舅:茂山千之丞  太郎冠者:茂山宗彦  兄:茂山正邦

狂言「口真似」
 太郎冠者:茂山茂  主人:茂山千五郎  客:茂山あきら

区民参加狂言「釣針」
 太郎冠者:茂山千三郎  主人:茂山七五三  姫:浜田真帆
 女:茂山宗彦  女:松本薫  女:丸石やすし  女:区民参加者5名

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開演前に、物販コーナーで「世にもおもしろい狂言」(著・茂山千三郎)と、「茂山家の人びと」(写真・橘蓮二)を購入。早速、すぐ横でサイン待機していた七五三さんからサインをゲット。

二人袴
童司くんのムコが、子供っぽくておバカで愛嬌があって、可愛かったですねぇ。
婿入りを嫌がる童司くんと、お兄さんの正邦さんのやり取り。お兄ちゃん過保護すぎ!弁慶の人形、犬ころ、まんじゅう。こんなに長いやり取りだったのかぁ。前に見たのがだいぶ昔なので。
袴の後ろが無いことがばれる瞬間、太郎冠者のもっぴ、かなりオイシいとこ持ってったなぁ。というか、2度見してたもん。これはずるい。やりすぎで笑える!それはもはや狂言じゃなくて、お笑い芸人のリアクションでしょーが。
お正月に見た萬斎さんの二人袴に比べると、まだ笑いが足りないなぁ。後姿を隠して舞う場面でもっと遊んでほしかったな、と。これを童司くんの一つ上の世代がやるとまた変わるかな?

口真似
この番組は、私は社中会でよく観るので、普通の公演で観るのは少ないです。
単純なお話だけど、いっぱい笑えて気持ちが良いです。
太郎冠者の茂さんは、主人の真似をするとき、ちょっと逆ギレ気味な雰囲気。以前、いっぺさん太郎冠者を見たときはまた違う雰囲気で、もちょっと穏やかだったなぁ。

釣針
つろよ、つろよ、おかみ様を釣ろうよ、見目の良いのを釣ろうよ。
太郎冠者が釣りをする前に舞いながら謡う詞章です。謡というかほとんど台詞ですね。何度も謡うものだから、耳に残って離れません。内容はどうかと思いますが、なかなか浮かれる楽しい謡です。
太郎冠者が最初に釣り上げた主人の妻は、可愛らしい子供の姫でした。春狂言でおさるをやった子らしいです。七五三さんの笑い方がいやらしかったよ(笑)イヒヒヒ、って(笑)
その後、女中がいるっていうんで何度も何度も釣り上げる太郎冠者。ばぶさん、汗だくになって大変そうでした。
釣り上げた女たちは、姫以外はみんな醜女(狂言では悪女、と言ってましたが)で、太郎冠者は泡を食って逃げ出すという結末。
あー面白かった。
今、新橋演舞場で「釣女」をやってるんだよね…。観たいぞー!
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