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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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春狂言 一日目昼
2007年04月30日(月) 00:50:27
久しぶりのお豆腐狂言~!
春狂言第一日目の昼夜公演を楽しんできました。1月以来だ。
しかし、終演後に狂言友達と好き勝手喋くり倒したのが楽しすぎて、狂言そのものの記憶が薄い…(汗汗)

「お話」茂山千三郎
「梟」
法印:茂山あきら  兄:丸石やすし  病人(弟):茂山茂
「空腕」
太郎冠者:茂山七五三  主:網谷正美
「靱猿」
大名:茂山千之丞  太郎冠者:茂山茂  猿曳:茂山千三郎   猿:若杉奈津子
地謡:茂山七五三、茂山あきら、増田浩紀、井口竜也

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この日の着物は、ずっと前に木楽会で買った、kazarinoデザインの着物。モダンな柄で可愛いでしょーっ。しかし袷なのに随分と薄っぺらくて驚きました…。ま、軽くて着易かったけど。
帯は、ちりめんのひょうたん柄の名古屋帯。この帯、柄がなかなか粋で好きなんだけど、お太鼓の柄の位置を合わせようとすると、たれが長すぎてバランスが悪くなるんだよな…こういう場合はどうすりゃいいんだろ。お太鼓の中で折り込むとか?

ちょっと時間を見誤って、数分遅刻。
千三郎さんのお話は、狂言の名乗りのお話でした。「遠国に隠れも無い大名です」ってのは「地元では誰でも知ってる有名人です」って意味です、と解説して笑いを取ってました!別に間違ってないもんね~。さすが千三郎さん、お話が上手。

「梟」
これシュールな狂言ですよね~。弟が梟に取り付かれて、それが兄にもうつって、体中をかきむしりながら「ぽっほーい」と叫んじゃうんだよ。しかも、法印がこりゃヤバイってんで逃げようするけど、加持に失敗したことがばれると後々困るからと言って、戻って二人を殺そうとするのが恐ろしい…
なんて悪いヤツだ!!とは思いません、なんて短絡的で適当で行き当たりばったりなヤツなんだ!!です。狂言の登場人物らしいです。
最後は法印にまでうつっちゃっておしまい。あきらさん、橋掛かりを帰る途中でも「ホーイ」って言って笑いを取ってたぞ!あれは確実にアドリブに違いないよ。さすがだ。
病人役の茂ちゃん、白い美男鬘の布を頭に巻いていたけど、前に見たときは赤頭をつけていた事もあったような…うーん記憶が曖昧。

「空腕」
ひたすら臆病で、一人で勝手に勘違いして独り言を喋り続ける情けな~い様子が良く似合います、七五三さん。
そういえば、以前いっぺいさんの「空腕」を観たなぁ。3年ほど前のTOPPA!だったな。あぁ…そんなに前の話なのかぁ…。

「靭猿」
大名って名乗り無いんだっけ?
大名と太郎冠者と猿曳きが一緒に出てきて同時に台詞が始まったので。
やっぱりこの狂言はドラマティックです。泣かせた後にほっこり笑わせてくれるので。小猿ちゃんも可愛いけれど、小猿の芸達者に喜んで、真似をしてしまう大名の千之丞さんも可愛い。いいですね~。
最後の地謡勢揃いも嬉しかったです。
地謡が猿唄を歌っちゃったので、附祝言はナシでした。


ちなみに、この日ようやく、新・和らい袋を買いました!
まだ全部読んでないけど、文章を書いている人が前回と同じ人っぽいですね。いい書き方してます。いわゆる家の子ではない丸石さんや松本さんや網谷さんがどれだけ頑張っているか、そんな彼らを千五郎家がどれだけ温かく受け入れてくれているかが語られていて、けっこうしみじみとします。数年前に突然居なくなってしまったモーリーのエピソードも載っていてこれが結構泣けるんだな。千五郎家って本当に懐が広い。あったかい。
さーて、今後どんどんサインもらうぞー
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