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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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光田康典
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国立能楽堂開場25周年記念公演〔五日目〕 9/26
2008年10月01日(水) 20:58:43
正面8列

仕事で遅刻。
「福の神」「武悪」観られませんでした。残念。
せっかく千作じいちゃんの福の神の恩恵を受けようと思ったのに。

記念公演だからか、話題の唐相撲だからか、客席には関係者っぽい人がたくさんいた気がします。

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素囃子「獅子」
笛は松田さん、そのほかは知らない人。
大皮が、なんだか後ろに抜けない平べったい音で、変だった…。
太鼓もいまいち迫力がないような?
詳しいお仲間さんによると、微妙なメンバーだったらしい。


狂言「唐相撲」
帝王:茂山忠三郎 日本人:山本東次郎 通辞:茂山千之丞

3家合同の唐相撲。
出演者数が多いので、それぞれの家が単独で唐相撲をやる場合には外部から役者を入れるんだけど、3家合同なら全員プロの狂言師で固められる。なんて豪華で貴重な公演!
こんな機会、今後数十年は絶対に無いぞー
しかも、千五郎家は2002年の唐相撲全国ツアーを最後に20年間封印する宣言をしちゃったから、千五郎家が参加する唐相撲を見られただけでも嬉しいよ。
それぞれのお家で持っている唐相撲の道具や衣装を持ち寄っているから、観たことのない道具や衣装が見られたし、見覚えのある千五郎家の衣装も見られたし、幸せ。
舞台から橋掛かりの端までぎっしりと並んだ唐人たち。すごい。

んで、全体的に、なんとなく千五郎家カラーの強い唐相撲になっちゃってました。
通辞は千之丞さんとあきらさんだし、取組の1番手がいきなりもっぴーだったし、派手な取組みのほとんどが千五郎家だったからかな。
茂ちゃんは柱登り、ばぶさんは怖がりスペシャル、いっぺさんはムカデ先頭だもの。

日本人は山本東次郎さん。
先日病気をされて復帰したばかりだそうですが、すごく頑張っていらっしゃいました。お年も結構行ってるのに。
取組みが時々噛み合っていないように見えたのは、体力的な問題なのか、申し合わせがあまりできてないからなのか…

帝王は茂山忠三郎さん。
でたらめ唐音は、何かアドリブ言ってたのかなぁ?あんまり聞こえなかった…
千五郎家だと「ワンタンクイタイナー」とか「マンガンドラドラ」とか言ってたのを思い出すなぁ。

通辞は千之丞さん。体調を崩されているようで、途中あきらさんにバトンタッチ。
唐人の呼び出し方が「しーちゃん」「ばぶ」「まーくん」「ぺーぺー」だもん(笑)おかしい~

しーちゃんの取組は柱登り。
わー能楽堂の柱登りを生で観たのは初めて。すごい迫力!
っていうか能楽堂の柱なんて登っていいの?って思っちゃうんだけど(^^;
久しぶりの柱登りだっただろうに、するすると登っちゃってすごいなぁ。さすが茂ちゃん。

ばぶさんの怖がりスペシャル。
ものすごいハプニング発生。最後に舞台から橋掛かりへ欄干を飛び越えるのに失敗し、なんと白砂に大落下。
ビックリだよ~。橋掛かりに座ってた千五郎家の若手たちがアワアワとして救出していたのがなんだか笑えちゃった…失礼ながら。
ホントに大丈夫だったのかしら、ばぶさん。
いつもより長い怖がりスペシャルで、一度揚幕に逃げ込んで連れ戻された後に、また揚幕に逃げ込んで、今度は棒に縛られ吊るされて連れ戻されてた。こんなの観たことない~。橋掛かりから降りて白砂の上を逃げ惑うし、今までで最高に往生際の悪いばぶさんでした(^^)

いっぺさんは、いつものとおりムカデの先頭。
ムカデが起き上がるところ、なかなかうまくいかなくて大変そうでした。千五郎家以外はあんまりやり慣れてない?

帝王が自ら相撲を取るというところ。
一畳台から片足を下ろしてイヤイヤをするのは、「邯鄲」の空下りという型だそうです。でもなんでこんなことするんだろ?
それから、唐音の大合唱は千五郎家でしかやってないんですって。他の大蔵流でもやってないんだ…
なので、唐音大合唱は、ほとんど千五郎家の声しか聞こえなかった(^^;仕方ないよね、他の家は知らないんだもの。
チンナンチンナン、ステレケパァパァー!

日本人と帝王の取り組みが終わると、逸平茂宗彦の肩車に帝王が乗って、「25周年、おめでとう!」と言って去って行きました。
ナイスなごあいさつ(笑)

はー
貴重な公演でしたー
3家合同の豪華さもさることながら、おそらく申し合わせも1回くらいしか出来てないだろうし、どの家も上演するのが久しぶりだろうから、全体的にきっちりしてなくてグダグダ感もあってハチャメチャで、お祭りみたいだった。別の意味でこんなに笑える狂言を見られるのも珍しいよなぁ~。面白かった!
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コメント
またまたお久しぶりです。
『福の神』と『武悪』、残念でしたね。
この25周年記念公演はたまたまどれも行けない状況だったので(泣)あちこち記事を嗅ぎまわってますが…やはり波華さんは『唐相撲』でしたか(笑)。
ばぶさんのハプニングは本当にハプニングだったんでしょうかね?「橋掛かりから降りて白砂の上を逃げ惑う」なんてシーンがあったことを考えると(笑)…それともやっぱり"偶発事故"みたいだったんでしょうか?
ばぶさんが元気に演じられていたようなので良かったです。
RICC URL 2008年10月03日(金)22:55:53 編集
>RICCさん
こんばんは!コメントありがとうございます~
RICCさんは記念公演は観られなかったのですね…それは残念です。
嗅ぎ付けた記事がこんなフザケたレポですみません(^^;
ばぶさんのハプニング、みんなの慌てっぷりからして、事故だったんじゃないかと思ったんですけどねぇ。どうだったのでしょう?
万作家との唐相撲DVDでやってた怖がりスペシャルと、同じことをしようとしてたと思います!
波華 2008年10月04日(土)00:22:15 編集

初めましての方はぜひ自己紹介を。
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