――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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傳 -未来へ- vol.2 能楽 レポその2
2005年03月28日(月) 17:40:30
レポその2です。その1はこちら。
「芯奪」(しんばい)
主人は太郎冠者をつれて明日の立花の会で使う桜を探しに出かけます。途中立派な桜を持った男が通りかかり、主人があまりにうらやむので太郎冠者は男に近づき無理に桜を奪い取ってしまいます。争ううちに、男は太郎冠者が持っていた主人の太刀を奪い大喜びで立ち去って行きます。大切な太刀を取られたと知った主人は立腹し、男の帰りを待ち受け捕らえますが…。
出演者は皆、装束ではなく紋付袴でした。逸平さんが鶯色の着物で、これは去年のカウントダウンのときと同じものかもしれないです。宗彦さんは青色の着物、童司くんは薄い灰色の着物でした。
この「芯奪」という狂言、後半は「太刀奪」と全く同じですねぇ。アイテムが太刀から桜の枝に変わっただけで、全体の話の展開もおんなじ。
不思議ですねぇ。狂言が発展した頃は番組数は数千以上あったものが、淘汰されて現在数百になっているはずなのに、内容が似通っている番組が残っているなんて。「仏師」と「六地蔵」だって話の内容はほとんど同じだもの。
不思議、不思議。
ですが、私は「太刀奪」が大好きなので、この「芯奪」もとても楽しめました。後半のドタバタぶりがすごく好きです。一番オイシイボケ役の太郎冠者が宗彦さんだったのもポイント高し。
主人@逸平が、太刀を奪った男@童司を後から羽交い絞めにしている間、男を捕らえるための縄を綯い出してしまいます。そう、まさに「盗人を捕らえて縄を綯う」という諺そのもの。さらに、縄が綯えたら綯えたで、今度は綯い目を整えたり、縄からはみ出しているささくれを取ったり…その理由が、
「やつの手に傷がつきます」
…って、もっぴ…盗人なんだから手に傷がつこうが跡がつこうがかまわんやん!
それから、地面に縄を広げて置いて、「さあ、ここに足を入れい」と言うわ…
縄を輪っかにして掲げて「さあ、ここに首を入れい」と言うわ…
おもいっきりアホです(大笑)
いっぺさんがどーじを羽交い絞めしている間にも、どーじは持っていた太刀でもっぴをつついて転がしたり、どたばたと飛び跳ねながら抵抗したりするので、本当に騒がしい!その様子すべてが笑いを誘い、会場は爆笑の渦でした。
ホント、楽しいなあ。やってる本人たちもすごく楽しいんでしょうねぇ。
舞囃子「鞍馬山」
こちらも、装束なしの素舞形式。黒紋付の立方に地謡、囃子方がつきます。
始まって割とすぐ、さきほどのワークショップで謡った詞章「花咲かば。告げんと言ひし山里の…」が始まり、ちょっと嬉しいです。やっぱり事前に謡の詞章を知っておくと、役に立つんだなぁと思いました。今まで聴いたこともない詞章だと、聞いていても何を言っているのやら分からなくなってしまいますので…。
囃子のほうも、ワークショップで体験した「三地」が出てきたのが分かりました。三地が囃子に一番よく出てくる、と仰っていましたが本当ですね~。
シテの狩野了一さんは手に薙刀を持っての舞でした。薙刀だと思うんですけど、合っているでしょうか…?
仕舞での薙刀の扱い方はとても大振りで威厳があって、ゆったりしているけれど結構迫力があるなぁと見ていて思いました。薙刀を体の横斜め下に構える型が何だか気に入りました。
囃子方の皆さんも熱演。広忠さんもすごく気合が入っていて、やっぱり汗だくでした。
以上、レポ終了です。
「傳」第三回公演は、日本舞踊と歌舞伎と浄瑠璃希望!とアンケートに書いておきました(笑)
主人は太郎冠者をつれて明日の立花の会で使う桜を探しに出かけます。途中立派な桜を持った男が通りかかり、主人があまりにうらやむので太郎冠者は男に近づき無理に桜を奪い取ってしまいます。争ううちに、男は太郎冠者が持っていた主人の太刀を奪い大喜びで立ち去って行きます。大切な太刀を取られたと知った主人は立腹し、男の帰りを待ち受け捕らえますが…。
出演者は皆、装束ではなく紋付袴でした。逸平さんが鶯色の着物で、これは去年のカウントダウンのときと同じものかもしれないです。宗彦さんは青色の着物、童司くんは薄い灰色の着物でした。
この「芯奪」という狂言、後半は「太刀奪」と全く同じですねぇ。アイテムが太刀から桜の枝に変わっただけで、全体の話の展開もおんなじ。
不思議ですねぇ。狂言が発展した頃は番組数は数千以上あったものが、淘汰されて現在数百になっているはずなのに、内容が似通っている番組が残っているなんて。「仏師」と「六地蔵」だって話の内容はほとんど同じだもの。
不思議、不思議。
ですが、私は「太刀奪」が大好きなので、この「芯奪」もとても楽しめました。後半のドタバタぶりがすごく好きです。一番オイシイボケ役の太郎冠者が宗彦さんだったのもポイント高し。
主人@逸平が、太刀を奪った男@童司を後から羽交い絞めにしている間、男を捕らえるための縄を綯い出してしまいます。そう、まさに「盗人を捕らえて縄を綯う」という諺そのもの。さらに、縄が綯えたら綯えたで、今度は綯い目を整えたり、縄からはみ出しているささくれを取ったり…その理由が、
「やつの手に傷がつきます」
…って、もっぴ…盗人なんだから手に傷がつこうが跡がつこうがかまわんやん!
それから、地面に縄を広げて置いて、「さあ、ここに足を入れい」と言うわ…
縄を輪っかにして掲げて「さあ、ここに首を入れい」と言うわ…
おもいっきりアホです(大笑)
いっぺさんがどーじを羽交い絞めしている間にも、どーじは持っていた太刀でもっぴをつついて転がしたり、どたばたと飛び跳ねながら抵抗したりするので、本当に騒がしい!その様子すべてが笑いを誘い、会場は爆笑の渦でした。
ホント、楽しいなあ。やってる本人たちもすごく楽しいんでしょうねぇ。
舞囃子「鞍馬山」
こちらも、装束なしの素舞形式。黒紋付の立方に地謡、囃子方がつきます。
始まって割とすぐ、さきほどのワークショップで謡った詞章「花咲かば。告げんと言ひし山里の…」が始まり、ちょっと嬉しいです。やっぱり事前に謡の詞章を知っておくと、役に立つんだなぁと思いました。今まで聴いたこともない詞章だと、聞いていても何を言っているのやら分からなくなってしまいますので…。
囃子のほうも、ワークショップで体験した「三地」が出てきたのが分かりました。三地が囃子に一番よく出てくる、と仰っていましたが本当ですね~。
シテの狩野了一さんは手に薙刀を持っての舞でした。薙刀だと思うんですけど、合っているでしょうか…?
仕舞での薙刀の扱い方はとても大振りで威厳があって、ゆったりしているけれど結構迫力があるなぁと見ていて思いました。薙刀を体の横斜め下に構える型が何だか気に入りました。
囃子方の皆さんも熱演。広忠さんもすごく気合が入っていて、やっぱり汗だくでした。
以上、レポ終了です。
「傳」第三回公演は、日本舞踊と歌舞伎と浄瑠璃希望!とアンケートに書いておきました(笑)
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