花組芝居DVD 落語＋（ぷらす）

KANADEHON忠臣蔵を観に行ったときに買ったDVD。
一緒に買ったかぶき座の怪人は勿体無くてまだ観てない(笑)
ホントはね、落語ぷらすなんて買う予定じゃなかったんだけど、2枚組4時間も収録してあって、2000円ちょっとだって言うんだから、そりゃ買うでしょう。
ホームビデオで撮ったらしいんで質は良くないけど、充分です。

落語＋は、今年1月に行われた、花組芝居20周年企画第1弾だそう。
落語のほかに、コントやトークや漫才？など、意味不明なものまでたくさん入ってました。
さすが、個性豊かな役者ぞろいな花組芝居ならでは。

ベテラン勢の落語は、桂さんの「皮の財布」(芝浜の上方版だそう)や、各務さんの「七段目」(勘平役者が七段目やるって…面白！)と、加納さんの「抜け雀」や、原川さんの「引越しの夢」などなど。
さすが、みなさん役者の経験を積んでいるだけあって上手で面白かった。

でも私が一番気に入ったのは、八代さんの「首提灯」だったんだよなぁ。
すごくいい味わいだった。酔っ払いの芝居が本当に面白くて、愛おしくて可愛らしいの。これも個性だよねぇ。芝居ではお母さんとかお婆ちゃんとか怪人とか、けっこう老け女形が多いのに、素顔は若く見えるのよね。着物じゃなくてスーツだったせいもあるかもしれないけれど、こんな青年がなんであんなに怪人が似合うのか！？と。不思議だー！
なんかグッと好きになったかも。八代さん。
早くかぶき座の怪人DVD観よっ。