花組芝居 「聖ひばり御殿」 10/22soir

A列

昼から梯子で観劇～。着物った～。

開演前のプレトーク、忘れてたorz
始まって数分のところに間に合ったけど、うかつだったなぁ。

これまで花組芝居の公演を観てきて、今回ほど、自分が参加することに燃えた公演は無かったと思う。
芝居を観て楽しむことより、拍手や掛け声、ペンライトで芝居を盛り上げることに気合いを入れていた。
結果、拍手も手拍子もしたし、さよちゃーんの掛け声もかけたし、ラストはサイリュウムも振った。
ほぼ目的を達成できて満足、満足。
これまで花組芝居の公演を観てきて、もっと拍手したい、大向こう掛けたいっていう思いをずっと持っていたから、今回の公演でそういうのをやりやすかったので一気に湧き出てきたんだと思う。
特に、17日に観たあと、最後の「川の流れのように」でペンライトを振りたいなぁ～と思っていたら、公式で「ぜひ振ってください！」許可が出たのも私をやる気にさせた。「サイリュウム販売！」のお知らせも嬉しかったなぁ。テレパシーが届いたようだ。ペンライトやサイリュウムをどこで買えばいいか分からなくてちょっと困ってたんだ。

お芝居のほうは。
うぃきで美空ひばりの生涯を調べたし、上演台本も読んだので、前回より話の内容がよくわかったぞ。

そして、前回観たより5日経っていろいろと熟成されてた。歌も、人によってはちょっと上手くなっててびっくり。アドリブがパワーアップするのはいつものことだけど、何というか、全体の空気感も含めて、練られて味が出てきていたのを目の当たりに感じた気がする。
さよちゃんが歌う前のところ、原川さんがガチで台詞を忘れたらしく、「忘れちゃった」と言って大爆笑、それでだいぶ空気が和んだなぁ。

ポン太のアドリブは、「なんで蛍すぐ死んでしまうん？」だった(笑)田の君が「ポン太、それドロップやない、おはじきやで」と返してポン太に「姉ちゃんさすがだね」って言われてた。ホントさすがだよりょんりょん。

あやおさんの場面は、観ているとなぜか静まり返っちゃうんだよね…。すごく奇妙な空気になる。後日談によると、お客さんに引かれてる状態らしく…。なんでだろうね。それもあやおさんらしさなんだけど。

田の君が振袖を脱ぎ捨てるところは、ジャンヌダルクの復権裁判と、美空ひばりが晩年病気で苦しみながら舞台に立ち続け、無くなったのちに様々な重荷から解放されたこととを重ねていると思うのだけど…。
歌い続けることを自分で選んだことが、幸せだったかどうかは、わからないものだよね。

全体はごっちゃごっちゃ混ざっていて訳が分からないところもあるけど。
でも楽しい。



来年の25周年では、菅原伝授手習鑑をやる予定らしい。また大曲を持ってきたなー。
他にどんなものをやるのかも気になる。