星組「スカーレット・ピンパーネル」

10列目センター

観劇仲間のとららさんにお誘いいただいて、お初☆宝塚を観てきました。
や～華やかですね～
まさに「清く正しく美しく」が感じられる、礼儀正しい繊細な華やかさ、みたいなものを感じました。
歌舞伎などの華やかさとは重量感が違う。そりゃ当然か（＾＾；

ストーリーはごくごく単純で、気持ちよく楽しめました。フランス革命で政府に捕らえられた貴族たちを救い出す謎の人物スカーレット･ピンパーネルとその秘密結社。まるで冒険好きの少年たちの冒険譚のような印象でした。
スカーレット･ピンパーネル役の安蘭けいさん。小柄な方なのに歌はパワフルで、演技もコミカルなところがあって、すごく大きな存在に見えました。ショーブラン役の柚希礼音さん相手にアドリブをしかける場面があって、すごく面白かったです。自由が利くひとだなぁ～と思いました。相手の柚希礼音さんは固まってましたけど(笑)それがまたカワイかったです♪
ショーブラン役の柚希礼音さんは、すっごく男前ｖ
敵役の立場だから黒っぽい衣装が多かったのだけど、それがとても似合ってました。

お化粧のせいだと思うのですが、何人かの人が美麗さんっぽく見えたり、途中からアルマン役の和涼華さんが京ちゃんぽく見えて仕方がなかったりもしましたけど（＾＾；
大丈夫か自分…かなり毒されてる？

あと、コロスの大合唱が女声合唱だ～と思って(当然なんだけど)、混声合唱をやっているせいでベースがいないってことをまず思ったんですよね。そのベースの部分をオケが担当してるんだな、って思いました。
しかし…オケの生演奏つきってスゴイよなぁ。豪華な舞台ですねぇ。

最後はショー。
まさにこれが観てみたかった！っていう、私の中での宝塚のイメージそのものが目の前で繰り広げられて、それだけでうわぁ～ってお幸せな気分になれました！
若手の女の子たちのラインダンスも、一度観てみたかったんです。変な話だけど、ホントにやるんだ～というオドロキもありました。大階段、ホントに大きい！
柚希さんメインの男役さんたちの、サーベルを使ったダンスがカッコよかったです。柚希さん、ダンス上手！回転して跳ぶときに体の芯がぶれない感じがスゴイ！と思いました。
最後は、トップさんが大きな羽根を背負って大階段を降りてきて銀橋を歩いて、全員集合でフィナーレ。
わーホントに羽根を背負ってる～これが噂に聴いてたモノかぁ～というワケのわからない感動。


15日に家に帰ってTokyo MXをたまたま観たら、宝塚の番組でスカーレット･ピンパーネルを取り上げていてビックリ。
中井美穂さん司会の番組で「TAKARAZUKA CAFE BREAK」ってやつです。アルマン役の和涼華さんが出演されてまいた。
なんてグッドタイミング～♪途中からしか見られなかったけど～。
舞台の映像もちょっとだけ観ることができました。


今度観る機会があったら、和モノを観てみたいな。
源氏物語の柏木と女三宮を取り上げた月組の「夢の浮橋」もちょっと興味あるけど…1月は忙しいからなぁ。