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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
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光田康典
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新国立劇場 「雨」
2011年06月30日(木) 15:13:37
作:井上ひさし
演出:栗山民也
出演:市川亀治郎・永作博美/梅沢昌代・たかお鷹・山本龍二・石田圭祐・酒向芳・山西 惇・植本 潤 ほか

6/28
新国立劇場 中劇場 2階席

拍手[1回]


3時間余りの長いお芝居だったけど。面白いお話だったな―。
結末が暗くて怖いなんだけど、最後のどんでん返しがかなり意外で、えっそう来るんだ!って驚かされてなんだか愉快になっちゃった。
亀治郎さん、自分の利益のためにどんどん罪を重ねていく様子が似合ってた。うん、こう言うのもの変かもしれないけど似合ってた。私の先入観かもしれないけど、亀治郎さんは知的な印象があるから、人を殺す様子が冷静だなぁって思った。あーこの人殺されちゃうなぁって読みやすかった。
永作博美さん、パワフルだったなぁ。平畠弁もたぶんよくハマってたと思う。可愛らしくて魅力的でした。
植本潤さんは思った以上に活躍してて嬉しい。喜左衛門の幼馴染で紅屋の番頭の役。
下手で演奏されていたさまざまなパーカッション音楽が面白かった。

で。よく解らないところがあるんだけど。

おたかはいつから、喜左衛門が偽物だと気づいていたのか。徳の独り言を聞いたときに初めて気づいたのか。それとも本物が殺されたときに初めて気づいたのか。それとも最初から偽物だと気づいていたのか。最初から、切腹させる偽物を探していたのか。だとしたらむちゃくちゃ怖い話だよこれ。

本物の喜左衛門が姿を消したのは本当に紅花栽培の勉強のためだったのか。切腹を逃れるため?それとも最初っから偽物を探すためにわざわざ姿をくらませておいた?ってことはさすがに無いか…。

あと思ったのが、亀治郎さんに永作博美さんだと、現代的でスマートなイメージだけど、これがもっと田舎じみた庶民的な印象の人だったらどんな芝居になったんだろうって。
昔々は名古屋章さんが演じていたらしくて、それは亀治郎さんとだいぶ印象が違っただろうなあと思う。



11月の中劇場は「天守物語」が上演されるそうなのだけど、出演が篠井英介さんと江波杏子さんなんだって。
は、は、配役はっ!?
えぇー篠井さんの富姫が観てみたいけどぉー。
普通に考えたら篠井さんが図書之助で江波さんが富姫だよね…。むーん。
江波さんの富姫も興味があるけど、すっごく貫禄ありそうな気が。
暇だったら観に行くか。B席だとかなり安いのが嬉しい。当日チケットが残ってたらZ席ってのもあるらしい。
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コメント
面白い方なんですね!
KK from Tokyo(虹猫) URL 2011年07月01日(金)02:25:11 編集
波華さん、

「雨」井上ひさしで有名らしいけど、わたしも初めて観ました。
なんの先入観もなく観たんですけど、怖くておもしろかった~

おたかはたぶん、最初から偽物だと気づいていたんですよね?
他人のそら似の人と夫婦になって(ありえん!)、まわりも巻き込んで切腹させちゃう、、、そして本物の喜左衛門は弟になりすまし、、、


ひ~~怖すぎ!!!

ちょうどアフタートークの日だったんですけど、亀さんたらジャージに手ぬぐい頭でガテン系!でした。
ジュン 2011年07月01日(金)23:19:55 編集
>KK from Tokyo(虹猫)さん
どのへんが面白いですか?


>ジュンさん
はーやっぱりおたかは最初からわかってたんですね。
やっぱり、怖いですー!
旦那の喜左衛門のことも大事だけど、何より紅屋や自分の藩のことが大事で、皆で結託して切腹に追いやったんですね。

アフタートークの日だったんですね。亀さんのそんな恰好も観てみたかった(^^)
波華@管理人 2011年07月04日(月)09:35:57 編集

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