或る人斬り

5/31　シアターモリエール

次賀慎一朗 さよなら公演
「或る人斬り」
企画・脚本・演出／石橋直也

諸々都合により、観に行けたのが千秋楽一回のみ。

休憩込3時間のお芝居。
岡田以蔵という男の人生を描いた、濃厚な時間。
見応えがあった！濃かったなぁ。全体に男臭さ全開。それが、すごくかっこいい。

次賀さんは、10Quatreからみで直也さんの舞台でしか観たことが無いかと思っていたけど、WAKIGUMIの舞台でも知らないうちに観ていたみたい。
大人の渋さがあるのに、少年のような素朴さがあって、素敵な俳優さん。

お芝居はシリアスなだけじゃなくて、コミカルな演出もいろいろ。
開演前、舞台上は楽屋だった。マジで(笑)
長机と椅子が並んで、役者さんたちが思い思いに寛いでた。賑やかにおしゃべりしていた。
それを、私たちが客席から観ていた。
開演時間になると、舞台稽古が始まって、稽古着の役者さんが舞台に待機。演出家や舞台演出のチェックが入りながら台本片手に稽古が進んでいく、という演出。
面白い！こういう形でお芝居に入っていくとは。
さすが直也さん。普通じゃない。

最後の「蛇足の殺陣」は圧巻だった。
次賀さんVS他の出演者みんな、の大立ち回り。
かっこよかったー！感動したー！
殺陣いいよなぁ。わたしもやってみたい、って思った。

いい舞台だったなー！