劇団上田「X星団の四囚」

出演／江戸川卍丸
　　　春日井一平
　　　政宗アタル
吉村やよひ（ひげ太夫）

シアター711

花組芝居の植本さん八代さんがゲストということで。

劇団上田、初めて観ました。
やーなんだかよく分からないお芝居でしたが～笑わせてもらいました。楽しかったです。
コント的な感じもあり、若い役者さんたちが好きに楽しんでいる、そんなテンションのお芝居でした。

ブラックホールに吸い込まれて本部と連絡が絶たれたスペースシャトルの乗組員とか、
ジュピターに行くと言って悪の秘密結社に乗り込んでいった元はとバスガイドの女とか、
宇宙飛行士候補から落ちて記憶を無くしてさまよっている男とか、
団子屋の3兄弟とか、ケンタウロスが出てくる学芸会の劇とか…
一体なんだったんだろ～。
深く考えちゃいけないよね。

植本さん八代さんは、宇宙人という設定。
なんか変な茶色の全身タイツを着てる。ほんのりメイクしてて眼力がすごい。見た目がすでに面白過ぎる！
衣装は花組の持ち物かと思ったら、MATERIALで使用してたのをもらって来たんだそうな。物の怪の衣装だって。うへー。
そして何の曲だかさっぱり聴いたことのない曲を1曲歌ってくれました。見事な歌いっぷりだ。さすが上手い～。そして2人でちゃんとアンサンブルしてました。2番を歌い始めたら、出演の卍丸さんが「えっまだ続けるの？」みたいな戸惑いを見せてて笑ったなぁ。
そして、千秋楽なんだからもういいだろーと言ってセットをバラそうとし、必死に止められる。
去り際には「先に打ち上げ行ってるぞー和民で待ってるぞー」と言ってやっと袖に引っ込んでくれた。

でも出番はこれだけじゃなかった。
次に出てきたときには、全身タイツにスケスケの狩衣を身に付けて、「なんか雅だなぁ」と言われてた。
そしてまた、「和民で待ってるからな～」と言って去って行きました。
もーめちゃくちゃやりたい放題だね。

素敵な先輩たちのおかげで、芝居の時間も押したみたいです（笑）

肩の力を抜いて楽しめました。
最近、花組芝居枯れしていたので、少し補給できました。まだ足りないけど。
次はSHINGEN行くぞ～！