ゲキ×シネ 「蛮幽鬼」

観てきました。東劇でゲキシネは初らしい。アクセスしやすいから嬉しい～。
いつもシネマ歌舞伎でお世話になってるから、慣れてるし。

最近、舞台の映画館上映が広まってきているようで。
ゲキシネ、シネマ歌舞伎、宝塚レビューシネマは当然のことだけど、今度「ムサシ」も「ANJIN」も上映するらしいので。
「ムサシ」は舞台で観てないから、観にいこーっと。

ちなみに「ムサシ」はソニーのLivespireというサービスによるもの。
今後、どんな舞台を取り上げてくれるか、期待。

生の舞台で何度も観たけれど、久しぶりに観るとなんだか「懐かしい」気持ちになっていろいろと感慨深くなってしまった。
サントラで何度も聴いているはずのテーマ曲を聴いて、すっごく感動してしまったり。
クローズアップで役者の表情も良く見えるので、感情移入してしまって最後はかなり泣けてしまった。舞台を観てたときにはこんなことなかったのに～。
哀しい話だよね…このお芝居。改めて感じた。

えーと、太一くんですけど。
方白の舞、ううう美しいぃ！！なんて綺麗なんだこの横顔～。斜め上からのカメラアングルがすっごく良かった。この場面はおいしすぎる。はぁ。うっとり。浸ったなぁ。時間が短すぎる！この場面だけ延々繰り返しで3時間続けていいですから！
この場面のためだけに、もう一度観たくなる気持ちが分かるわぁ。
酒宴の場で、髪が一筋ずっと額にかかっていたのが気になって気になって…道活が直してあげればよかったのにって思いました。

刀衣の殺陣シーン、流れるような剣の動き、しなやかでばねのある体づかい。見慣れた太一くんらしい動きが、カッコよく見栄えするようにちゃんと演出されている。最高だ！！これも、ずっと観ていたくなる。美しい～。
これは新感線の殺陣指導、演出も優れていると思う。素晴らしいね。
（最近ごきげんの立ち回りで拳や蹴りが多めで刀の出番が少なくて不満だし…）


今更、改めて、思うけど。
新感線の舞台に太一くんが乗っているなんて、夢みたいだ。
ちゃんと、太一くんの魅力が随所に生かされていて、光っていて。
ベテランの俳優たちに囲まれて、重要なポジションで、ちゃんと芝居でぶつかり合っていて。
うん、ゾクゾクするね。

またきっと、新感線の舞台に出て欲しいね。
来年か、再来年あたりでも観たいし、10年後くらいにも観たい。