ウーマンリブ先生

ウーマンリブvol.10「ウーマンリブ先生」
作・演出：宮藤官九郎
出演：松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、少路勇介、星野源、宮沢紗恵子、宮藤官九郎／古田新太

大人計画の芝居は2回目、ウーマンリブ公演は初めて観に行きました。
面白かったぁ～！いっぱい笑いました。出演者はみんな個性的で本当に面白い。
古田新太が出てるっつうのもポイントだったので楽しみにしてきたんですが、松尾スズキさんとのからみがいちいち面白くて、どこまでが脚本でどこからがアドリブなのかがわかんないくらい絶妙な演技。古田新太さん、足を痛めているのかな？足を引きずってたので気になったんですが、ちゃっかりネタにまでしていました。「ちょっと足怪我しちゃって正座できないんですけど」って。構わず正座させられていましたが（笑）
個人的に一番笑ったのが、荒川良々。出てくるだけで笑える！！なぜだ！？本人的には普通にやってるつもりなのかなぁ。別に変なことも言っていないしおかしな動きをしているわけでもないけど、何かするたび喋るたびに笑ってしまう…。不思議だ！「ホップステップジャンプ」って言ってるときにはジャンプ亭ジャンプを思い出すし。何なんだろうなぁこの可笑しさ。
池津祥子さん、猫背椿さんなど女性陣も個性豊か。T&Dとか吾輩で見ていても面白かったけれど、舞台上でもキャラが立つなぁ。池津さんが特にすごくて。強烈…。

途中から、下ネタが多すぎてちょっとうんざり。別に下ネタを嫌いはしないんだけど、そればっかりで面白くしようとしてるようにも見えて、鬱陶しいなぁって。あんまり大人計画の劇を見たことがないから比較しようがないけど、今までずっとこんな風だったのかな？「キレイ」はそこまででも無かったような。
テレビで見てるときは普通に面白かったのに…って、そりゃそうだ。テレビじゃ余りにエロいのはできないんだもんね。テレビで放送できる程度に下ネタを押さえておくくらいがちょうどよいのかも。