――ファンタズマゴリア――
走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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おおのの♪vol. 世界の中心で朔太郎を叫ぶ 11/10
2008年11月18日(火) 13:46:54
【作・演出】大野裕明 (花組芝居)
【音楽・ピアノ】保坂修平
【キャスト】
浅田よりこ:萩原葉子、上田稲子、室生朝子 ほか
各務立基:萩原朔太郎、宇野千代、 ほか
八代進一:室生犀星、萩原ケイ、萩原稲子 ほか
会場はビル地下の小さな部屋。真ん中が舞台で、周りを1,2列の椅子が囲んでいるだけの、小さな会場。
花組芝居の役者さんも何人か見に来ていたし、それ以外の関係者もちらほらと。
私の隣にすごーく意外なお方が座られて、内心ドキドキでした(^^;
【音楽・ピアノ】保坂修平
【キャスト】
浅田よりこ:萩原葉子、上田稲子、室生朝子 ほか
各務立基:萩原朔太郎、宇野千代、 ほか
八代進一:室生犀星、萩原ケイ、萩原稲子 ほか
会場はビル地下の小さな部屋。真ん中が舞台で、周りを1,2列の椅子が囲んでいるだけの、小さな会場。
花組芝居の役者さんも何人か見に来ていたし、それ以外の関係者もちらほらと。
私の隣にすごーく意外なお方が座られて、内心ドキドキでした(^^;
萩原朔太郎の半生が、朔太郎の詩とピアノの音楽によって彩られたお芝居。
おしゃれな感じのお芝居になるのかと思いきや、予想に反して、なぜか爆笑してばかりでした。
八代さんが面白すぎなの~。もぉ大好きだわ。
各務さんもね、時々飛び出す芸人ネタがムチャクチャ楽しい。最近芸人ネタ多いよね~立基さん。まさかエロ詩吟まで飛び出すとは。
あると思います。
あはは~。笑った~。
あと可笑しかったのが、宇野千代の役。カツラをつけてピンクのスカーフを巻いて登場。何これ~!すごくテンション高くて楽しくて、嵐のように去っていったような気がする。笑ったなぁ。
萩原朔太郎の役では、爽やかな青年ぶり。口から滑らかに紡ぎだされる詩の言葉がキラキラと輝くようでした。
八代さん、男役も女役もやっていたけど、女役の時は、台詞を言う前の立ち姿だけで女役とわかるのがすごい。座った姿のお尻の形とかがホントに女性に見える。こういうところが凄い。
姑の萩原ケイ役では出歯亀オバさん。ゴクネコの化け猫女中を思い出したなぁ。ここで大爆笑の連続だった。
朔太郎の妻の萩原稲子の役、夫に愛されない悲しい妻の気持ちを見事に表現していて切なくなりました。
浅田よりこさん、若い娘の役が多く、とても可愛らしい存在でした。朔太郎との結婚で「Can you celebrate」を立基さんとデュエット。きれいな声でした。
この3人の役者の組み合わせ、良く考えるととてもバランスが良かったのではないでしょうか。
2枚目のイイ男が似合う立基さん。女形もできる八代さん。無垢な娘の役が似合う浅田よりこさん。
これだけそろえば何でも出来そう。
萩原朔太郎については何にも知らなかったのですが、セカチューと少しだけ関わりがあったんですね。
セカチューの朔ちゃんは萩原朔太郎から取ったのだとか。
セカチュー、私は一切見たことがないので…。
テレビも映画も小説も何もかも一切、見たことがない。
流行りものにはなかなか手を出さない人なので…。
終演後のアフターライヴ。
日替わりゲストでトークやライヴを行っているそうですが、この日は意外な縁つながりの方の演奏を聴くことができました。
ゲストは笛奏者の松尾慧さん。
なんと、加納さん演出「伝統の現在NEXT」の「海神別荘」で笛の演奏をしていたとのこと。
初日と千秋楽に師匠の代理で演奏したそうなのですが、私はこの舞台の初日を観に行ってたんです。
だからその時に松尾さんの笛を聴いていたんですね。
さらに、能管の師匠を「松田さん」と仰っていたので、もしや?と気になってあとで聞いてみたら、やっぱり!
お師匠は松田弘之さんだそうです。
うわぁ。松田さんの笛はよく聞くんだよ~。最近だと9月の末にいっぺさんの三番三で。
この日の出会いに、少し不思議な縁を感じました。
演奏では、石の笛、龍笛(りゅうてき)、能管(のうかん)、篠笛(しのぶえ)の4種類を聞かせてくれました。
もともと、邦楽の笛って音階がきちんと鳴らないし、半音の概念もないから、ピアノと合わせるのって大変なんですって。そりゃそうよねぇ。
劇中で使われた曲でのコラボレーション、最後にはアンコールとして「崖の上のポニョ」を聞かせてくれました。わー楽しいー。
お芝居もライヴも、とても楽しかったです。
おしゃれな感じのお芝居になるのかと思いきや、予想に反して、なぜか爆笑してばかりでした。
八代さんが面白すぎなの~。もぉ大好きだわ。
各務さんもね、時々飛び出す芸人ネタがムチャクチャ楽しい。最近芸人ネタ多いよね~立基さん。まさかエロ詩吟まで飛び出すとは。
あると思います。
あはは~。笑った~。
あと可笑しかったのが、宇野千代の役。カツラをつけてピンクのスカーフを巻いて登場。何これ~!すごくテンション高くて楽しくて、嵐のように去っていったような気がする。笑ったなぁ。
萩原朔太郎の役では、爽やかな青年ぶり。口から滑らかに紡ぎだされる詩の言葉がキラキラと輝くようでした。
八代さん、男役も女役もやっていたけど、女役の時は、台詞を言う前の立ち姿だけで女役とわかるのがすごい。座った姿のお尻の形とかがホントに女性に見える。こういうところが凄い。
姑の萩原ケイ役では出歯亀オバさん。ゴクネコの化け猫女中を思い出したなぁ。ここで大爆笑の連続だった。
朔太郎の妻の萩原稲子の役、夫に愛されない悲しい妻の気持ちを見事に表現していて切なくなりました。
浅田よりこさん、若い娘の役が多く、とても可愛らしい存在でした。朔太郎との結婚で「Can you celebrate」を立基さんとデュエット。きれいな声でした。
この3人の役者の組み合わせ、良く考えるととてもバランスが良かったのではないでしょうか。
2枚目のイイ男が似合う立基さん。女形もできる八代さん。無垢な娘の役が似合う浅田よりこさん。
これだけそろえば何でも出来そう。
萩原朔太郎については何にも知らなかったのですが、セカチューと少しだけ関わりがあったんですね。
セカチューの朔ちゃんは萩原朔太郎から取ったのだとか。
セカチュー、私は一切見たことがないので…。
テレビも映画も小説も何もかも一切、見たことがない。
流行りものにはなかなか手を出さない人なので…。
終演後のアフターライヴ。
日替わりゲストでトークやライヴを行っているそうですが、この日は意外な縁つながりの方の演奏を聴くことができました。
ゲストは笛奏者の松尾慧さん。
なんと、加納さん演出「伝統の現在NEXT」の「海神別荘」で笛の演奏をしていたとのこと。
初日と千秋楽に師匠の代理で演奏したそうなのですが、私はこの舞台の初日を観に行ってたんです。
だからその時に松尾さんの笛を聴いていたんですね。
さらに、能管の師匠を「松田さん」と仰っていたので、もしや?と気になってあとで聞いてみたら、やっぱり!
お師匠は松田弘之さんだそうです。
うわぁ。松田さんの笛はよく聞くんだよ~。最近だと9月の末にいっぺさんの三番三で。
この日の出会いに、少し不思議な縁を感じました。
演奏では、石の笛、龍笛(りゅうてき)、能管(のうかん)、篠笛(しのぶえ)の4種類を聞かせてくれました。
もともと、邦楽の笛って音階がきちんと鳴らないし、半音の概念もないから、ピアノと合わせるのって大変なんですって。そりゃそうよねぇ。
劇中で使われた曲でのコラボレーション、最後にはアンコールとして「崖の上のポニョ」を聞かせてくれました。わー楽しいー。
お芝居もライヴも、とても楽しかったです。
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