おおのの♪「交響曲 月に吠える」

8/31　パフォーミングギャラリー＆カフェ『絵空箱』

脚本・演出／大野裕明（花組芝居）
音楽・演奏／保坂修平
振付／堀川炎（世田谷シルク）

出演／丸川敬之（花組芝居）、藤澤志帆、加藤幸夫、鈴木陽代

第1回に続き、萩原朔太郎の話。
第1回なつかしいなー。


正方形の舞台。客席が2面。
前半は、萩原朔太郎とその周囲の人間とのドラマ。
後半は、萩原朔太郎の詩で描かれる抽象的な世界。

前半の人間ドラマの部分は、萩原朔太郎、室生犀星、芥川龍之介、などなど…のキャラクターが個性的に描かれていて楽しい。おおのののお芝居を観ていていつも感じる、人間そのものの活き活きした感じがあった。
壁が、水で濡らすと黒くなりすぐ乾いて消える素材で、詩の言葉を書いたりするのに使っていた。面白い。
詩の世界を描くところでは、踊ったりリズムに合わせて詩を読んだり、楽器を鳴らしたり。カホンを使ってた。

いろんな表現手法があるものなんだなぁと思った。文字、絵、動き、音、言葉、リズム。視覚と聴覚。


アフタートークは、花組芝居の秋葉さん。
次回本公演の菅原伝授手習鑑の話になったときに、たまたまこの日観にいらしていた加納さんもトークに参加。わーいうれしいなー。菅原伝授手習鑑のあらすじや、過去に通しで上演されたのはとっても昔であること、作者が3人の合作でこれ以降合作の歌舞伎作品が普通になったことなど…話してくださいました。