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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
B000AO8CH4

Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
B002EBDN20


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11月花形歌舞伎 昼の部
2006年11月09日(木) 19:44:52
11月4日(土)昼の部
2階のセンター前の方。けっこう観やすいけど、一等席なのに花道が半分しか見えない。
これで大枚はたくのはお高いよなぁ…。

番町皿屋敷
以前、歌舞伎座に掛かったのを幕観で見ました。あんまり記憶に無いけれど。
大正に作られた比較的新しい歌舞伎ということで、男女の心の機微を細かく描いているところがあんまり歌舞伎っぽくない。別に歌舞伎っぽさを求めてはいませんが、こういう細かい心理描写の演劇って、私はちょっと苦手です。
しかも、番町皿屋敷と言えば誰でも、死んだお菊が井戸から出てきて皿を一枚二枚と数える怪談を想像するだろうけど、この岡本綺堂作の芝居は、お菊がお手打ちになって井戸に投げ入れられるところでお終い。恋人のお菊に心を試された播磨が、怒ってお菊を斬殺し、一生の恋を失うところが焦点とか。
それより、私は怪談の方を観たいなぁ~。

この芝居で何を見てたかっちゅうと、腰元お仙で出てきた松也くんです(笑)
前に歌舞伎座で見たときは、芝のぶちゃんがお仙だったんだよなぁ。
松也くん、やっぱり背が高い…。お菊が芝雀さんなので差が大きい!2階席から観たらその差があまり目立たなかったけど、1階から見たら相当でかかったろうな。
この腰元たちが、庭から座敷に上がって、皿の入った箱を差し出す一連の所作が、ホントちまちましてるなぁと思います。当然の礼儀作法なんだろうと思うけど、箱を差し出すときには回転させて相手側に正面を向けるとか、持ち上げるときにも手の添え方を何度も変えるとか、座るときに着物のすそを丁寧に広げるとか、真面目に観てるとこっちが面倒くさくなりそう(^^;
いやいや、こういう作法はホントは大事にしなきゃいけないよね!うん。自分には無理だけど。


歌舞伎十八番の内 勧進帳
これも、去年歌舞伎座で幕観しました。吉右衛門さんと富十郎さんの勧進帳。
なのに殆ど記憶がない!何故だ!?
さすがに見やすい席なので、今回の方が分かりやすかったです。
ただ、全体的な印象として、ものすごく儀式化しているというか、形式化というか、十八番というだけあって定番モノになっている感じがしました。表現しにくいんだけど、お行儀がいいという感じ?松羽目物だからなのでしょうか。それとも若手だからとにかく先人の型を忠実に守っているからでしょうか。
誠実さは心地よいけれど面白みには欠けるような。生意気な意見ですが。

海老蔵さんは、とにかく目力が凄い。そういう気迫を発する場面は迫力があってよかったです。
菊之助さんは、立姿がすっきりとしてそれはいいのですが、声が少し物足りないような。重みが足りないですね。あの高い声はやはり女形向きだよなぁ。
囃子方には傳左衛門さんが!わーい。
ちょっとした発見。弁慶一味が花道から退場すると同時に幕が閉まった後、弁慶の六法があるじゃないですか。そのとき、定式幕は黒御簾だけ見えるように途中まで閉めるけど、その後ろで囃子方が黒御簾へ急いで移動している物音が聞こえました。
なるほどね。よく考えれば当然だけど、囃子方は六法で音楽やらなきゃいけないからね。このタイミングで移動するんだと分かってちょっと面白かったです。
長袴で歩きにくそうなのに、大変だね。袴を思い切り蹴捌いて移動してんのかしら。想像したら笑えるわ(^^)


弁天娘女男白浪
とにかくこれが目当てで観に来たんですよ、わたしは。観たことが無かったし、菊之助さんの弁天小僧って面白そうだなと思って。
やっぱり、面白かった!
けれど、綺麗な若いお嬢さんが実は男だったという性の倒錯の面白さがポイントだと思うんだけど、菊之助さんはもともと女形が綺麗な人だから、女装がばれて男に戻ってもまだ戻りきらないというか、女が残ってる気がしてしまいました。これは私の先入観のせいか、菊之助さんの技量の問題か。
これを今の菊五郎さんがやったらどうなるんだろう?という興味が湧いてきました。

あと、このお芝居の通しでの筋を知らないからかもしれませんが、浜松屋見世先と稲瀬川勢揃いの場面の繋がりが全く分からん…。稲瀬川勢揃いは、有名な「問われて名乗るも
おこがましいが」の台詞がある場面。日本駄右衛門と弁天小僧は仲間なの?さっきの場面では正体をばらされてたのに。不可解だ。
しかしここの七五調の台詞は心地良いなぁ。


まとめ。
花形歌舞伎なだけあって確かに若手中心の芝居なんだけど、浅草歌舞伎とはまた違った若さを感じる芝居でした。どう違うとも説明しにくいんだけど。もしかすると、若いなりの情熱が浅草ほど感じられなかったからかな。何となく大人しい感じだった。うん、きっとそう。
振り返れば、年長の松緑さんが一番安定感ありました。
まだ始まったばかりなので、これから変わるかもしれませんね。
残念ながら今後観に行く予定はありませんが(--;

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